クラウドサービスの普及により自前でメールサーバを構築することは少なくなりましたが、自前で構築したメールサーバは他のシステムと連携しやすいなど自由度が高いのが魅力です。ただし、セキュリティの確保も自前でしっかり行わなければなりません。そこで今回は、SSL/TLSに対応したメールサーバを構築した時の手順をメモしておきました。
クラウドサービスの普及により自前でメールサーバを構築することは少なくなりましたが、自前で構築したメールサーバは他のシステムと連携しやすいなど自由度が高いのが魅力です。ただし、セキュリティの確保も自前でしっかり行わなければなりません。そこで今回は、SSL/TLSに対応したメールサーバを構築した時の手順をメモしておきました。
前回の記事ではCentOSにインストールしたPostfixでメールを送信できるようにするところまでの設定手順を紹介しました。今回は同じ環境を使ってメールの送信と受信ができるところまでの設定手順を紹介します。 外部からのメールを受け取ることも ... この状態でも運用には問題ありませんが、メールサーバーとクライアント間で通信が平文になっていますので、通信をよりセキュアにするためSSL/TLSを設定することをお勧めします。 SSL/TLSは設定することで平文でやり取りされていた認証情報(SMTP認証や受信時の情報)やメールの内容が暗号化することができます。万が一、ネットワークの盗聴(スニッファ)などがあった場合でも認証情報やメールの内容などは暗号化されていますので安全です。
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