※『IT批評 0号 特集:システム×ストーリー』(2010年6月刊行)より「流行タームで追うIT業界」を転載。 流行タームで追うIT業界 懐かしいあの用語から進化を読み解く 言語は現象や状況を認識するための道具である。変化の激しいIT周辺では、次々に新たなタームが流布し消えていく。それは、新しい現象や業況がかつてなかったスピードで生まれては消えていったことの証左ともいえるだろう。 ネットサーフィン インターネットが普及しはじめた90年代初期、ウェブの閲覧を称して使われた言葉。 面白そうなウェブ/ウェーブ(波)を次々にクリックして乗り換えていくさまをサーフィンにたとえている。多分に「うまいこと言った」感と流行性 が強かったために、気恥ずかしさから使わなくなった人も多い。 しかし、ほかに適切な代替語がないために、2008年からは広辞苑にも収録され、現役で使っている人もいるほか、「ネットサーフ
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