ブックマーク / dailyportalz.jp (225)

  • 生きた化石!幻のサメ『ラブカ』を食べる

    リュウグウノツカイ、ダイオウグソクムシ、ダイオウイカなどと並んで『深海のスター』に君臨するサメがいる。 太古の昔からその姿を変えていないとされる生きた化石『ラブカ』である。シン・ゴジラの第2形態(蒲田くん)のモデルになったとされるアレね。 幻のサメとも呼ばれるこのラブカをひょんなことから入手してしまった。しかも新鮮な個体を。 ならやることは一つ。さばいてべてみた。 ※今回は動画もあるから再生しながら詳細を記事で読むと楽しいよ。 透明標作家からの贈り物 事の起こりは二ヶ月ほど前にさかのぼる。 知り合いの透明標作家・冨田伊織さんから不意に電話があった。 「ラブカが手に入ったんですが、いりますか?」 間髪入れずに「いります」と返した。いらないわけがない。 魚類が内に備えた骨格の美しさを顕す冨田さんの作品たち。骨格標は魚種によって出来栄えが大きく変わってくるため各地で色々な魚を集めている。

    生きた化石!幻のサメ『ラブカ』を食べる
  • 珍味、シマウマの缶詰を食べる

    変わった生き物や珍妙な風習など、気がついたら絶えてなくなってしまっていそうなものたちを愛す。アルコールより糖分が好き。 前の記事:すべてがグミになる、コーンスターチの型で > 個人サイト 海底クラブ シマウマの缶詰で自粛生活に花を添えよう シマウマを缶詰にしてしまうとはたいしたものだ。例えるなら「スーパーで買い物をしたらレジ打ちがモーガン・フリーマンだった」くらいの衝撃だ。そんなことが許されるのだから驚きである。 珍しいものをもらった興奮が収まると、すぐにべてしまうのはもったいないような気がしてきた。なんせシマウマだ。しかるべき、ベストなタイミングで味わい尽くしてやるべきだろう。 はて、一体どういう時にシマウマをべたい気分になるものだろうか?と思ったが、答えが出なかったのでしばらく置いておくことにした。なあに、相手は缶詰なのだ。その気になるまでじっくりと待てばよい。 いったん放置し始め

    珍味、シマウマの缶詰を食べる
  • 異国のおじさんは、二度デカい鍋を振るう

    海外旅行とピクニック、あとビールが好き。なで肩が過ぎるので、サラリーマンのくせに側頭部と肩で受話器をホールドするやつができない。 前の記事:異国のおじさんがデカイ鍋で料理する一部始終 > 個人サイト つるんとしている プロフという魔性の料理 プロフの味を一言で表現するのは難しいが、あえて言うなら「背徳的な味」だろうか。糖が脂肪をまとったときの中毒性は周知の通りなのだけど、なにせこの料理はパンチのある羊脂をたっぷりと炒り出し、その脂でコメを炊き上げよという狂気のレシピなのだ。 ピカピカのプロフ。米だろうが麺だろうが、小麦パンをつけ合わせるのがこの地の文化。 チャーハンのように油を外からコーティングするのとは違い、コメ一粒一粒がすっかりと羊の脂とうまみを吸い込んでいる。そしてその土台の上に、かぐわしいスパイスの香りと、野菜の優しい甘みを強めにオン。要するに、要素を掛け合わせまくり、過剰で背徳

    異国のおじさんは、二度デカい鍋を振るう
    barringtonia
    barringtonia 2020/04/16
    街の名前が出てないけれどブハラかな?ヨーグルトで食べる水餃子とかタンドールで焼くパイ生地のサムサとかも美味しかった。ロシア語/日本語はグーグル翻訳でほぼ問題なかった(郊外で圏外になると途方に暮れる)。
  • キリン研究者と巡る 自宅でアフリカの動物鑑賞

    埼玉生まれ、神奈川育ち、東京在住。会社員。好きなキリンはアミメキリンです。右足ばかりのかかとがすり減ります。(インタビュー動画) 前の記事:7×7マスのビンゴ、思いのほか楽しい > 個人サイト のばなし 歩きまわる前に下見として動物園をGoogleストリートビューで見ようとしたところ、うっかり園内に入ることができることに気が付いた。大層びっくりした。 人気のハシビロコウもしっかりと。こんなにいいんですか それ以来たまに動物園をストリートビューで散歩したりしているのだけど、ある日Twitterのタイムラインにて、アフリカの公園にピンを立て野生の動物たちを鑑賞している方がいることを知った。 Googleストリートビューはアフリカの国立公園にも対応しているのですが、これは象の保護プロジェクトの一環として「世界中の人々に野生の象の姿を知ってもらうことが、保護活動の上でとても大事」という理念の下で

    キリン研究者と巡る 自宅でアフリカの動物鑑賞
  • 握手ができなくなりました

    このご時世、握手ができなくなった。ともあれ握手なんてあんまりしないものだ。 握手がひんぱんに行われている国では代わりの挨拶が生み出されている。ひじをコツンと合わせたり、足をパンパンしたり。 それは何が何に代わったのだろうか。一体どういう不都合が生まれているのだろう。いまいちぴんときてないので知りたい。せめて握手だけでも世界に追いついておきたい。 まずはじめにふつうに握手をしてみる。 まずふつうに握手をする。してはいけないというのでポリエチレン手袋をはめてやってみた あ、これはちがうな。やけにさわさわして変な感覚だ。くすぐったいというか。「エロチックですらありますね」と藤原。そうかな︕︖ し慣れてないことは挨拶にむかないのか も そういえば握⼿は「他の器官よりも感覚が鋭敏である⼿」を使う。そこが握⼿の優位点なのだろうか ポリエチレンの⼿袋を使うと感触が変だったので⼿袋に代えてやってみた。 ⼿

    握手ができなくなりました
  • 保育社のカラーブックスが自宅にある幸せを知って欲しい

    1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー) 前の記事:濃いコーヒーを薄めて飲むコーヒー「ティント」がそこそこ美味い > 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮 カラーブックスとは 趣味で何かを集める人がいると思う。コレクションというやつだ。ミニカーを集めている人もいれば、フィギュアを集めている人、鉱物を集める人もいるだろう。私も集めているものがある。それがカラーブックスだ。 めちゃくちゃ集めています! 先にも書いたようにカラーブックスは1962年に記念すべき1巻「ヒマラヤ」から始まり、1999年の909巻「日の私鉄 京阪」で幕を閉じる。あらゆるジャンルを発刊してきた37年間だった。 記念すべき1巻目「ヒマラヤ」 人にはストライクゾーンというものがある。私のストライク

    保育社のカラーブックスが自宅にある幸せを知って欲しい
    barringtonia
    barringtonia 2020/03/27
    『小住宅』は、以前から読んでみたいのだけど、古書価1万円超え。『都市の化石地図』あたりも欲しい。
  • バカをつかまえろ(コートジボワールの歩き方)

    1982年生まれ。ウィーンに住んでいるのに、わざわざパレスチナやらトルクメニスタンやらに出かけます。 岡田悠さんと「旅のラジオ」更新中。 前の記事:通勤前にベートーベンちに行く > 個人サイト ウィーンと私と、旅する子どもたち 旅のはじまり 約2週間かけて、ウィーン在住のTさんと、コートジボワールからナイジェリアまで横断する。これが我々の計画だった。 ギニア湾を沿うようにして約1,000kmの道をゆく。移動手段のあてはなく、目についたバスなどを乗り継いでゆく。即興を信じるスタイルだ。 私だけガーナのビザが取れず、空路で単身トーゴに先乗りしたら浜辺で暴漢に殺されかけた。ベナンのビザを紛失し、ナイジェリア国境で勾留されそうになった。けれども総じて順調な旅路であった。 とても順調な旅路であった。 ナイジェリア在住者から現地の交通情報をいただいた アビジャンを歩く コートジボワールのアビジャンは、

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    barringtonia
    barringtonia 2020/03/23
    いつもの人の。これ、しばらく連載なのかな?東アフリカでも、街の風景を撮ろうとしただけで、写り込んでいる人たちに猛烈に威嚇されて怖かった。
  • 「高輪ゲートウェイ」を路線図にどうやって入れたのか

    1975年宮城県生まれ。元SEでフリーライターというインドア経歴だが、人前でしゃべる場面で緊張しない生態を持つ。主な賞罰はケータイ大喜利レジェンド。路線図が好き。(動画インタビュー) 前の記事:シャウエッセン入門 > 個人サイト 右脳TV 密集地帯に8文字を追加するという無茶 2018年12月に新駅が「高輪ゲートウェイ駅」だと決まり、JR東日の東京近郊路線図を真っ先に確認した。 新駅ができるのは品川駅と田町駅のあいだ。JRや地下鉄が密集する地帯だ。あそこに「高輪ゲートウェイ」って入るスペースあったっけ……? JR東日 東京近郊路線図(路線ネットワーク)(2018年4月版)より。首都圏でJRに乗ると、車内によく貼ってあるやつ。 品川付近を拡大。品川と田町のあいだに「高輪ゲートウェイ」って入る……? ここに「高輪ゲートウェイ(Takanawa Gateway)」をねじこむのである。絶対どこ

    「高輪ゲートウェイ」を路線図にどうやって入れたのか
  • タニシのおいしさに目覚めました

    趣味材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえてべるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:サメを釣ったらフカヒレの姿煮を作ろう(デジタルリマスター版) > 個人サイト 私的標 趣味の製麺 一番うまいのはタニシなんだよ、という主張を受け止めたい タニシを採りにやってきたのは、霞ケ浦水系のとある用水路。水の流れる強さや、どこからどこへ流れる水路なのかなど、条件によって繁殖する貝類が異なるそうだ。 「タニシを捕ったりべたりするのは、日常の延長です。泥を吐かせたり、洗ったりが面倒なので、最近はべる人も減っていますけど、俺が一番うまい貝はタニシです」 なるべく水のきれいな水路を選んでもらい、側面にへばりついているタニシを網ですくう。 案内人をしてくれたⅠさん。 見える場所で横一列に並んでいるため、難しいことはまったくない

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    barringtonia 2020/03/09
    卵胎生なのか
  • 大久保の八百屋のお惣菜が本場ネパール料理でスーパーカーも出てきた

    大久保駅前にある八百屋のお惣菜がアジアっぽくなってた。話を聞きに行ったらスーパーカーが出てくる意外な展開に 新宿駅から一駅離れた大久保は今韓流ブームのおかげでちょっとした原宿みたいになっている。 そして韓国に限らずアジア系の人もたくさん住んでいて、アジアの材店や料理店がたくさんある。 ふらっと寄った八百屋にまでインド料理っぽい惣菜がある。しかも安い。おもしろいなあ大久保の八百屋。どういうことになってるんだろうと話を聞きに行ったらスーパーカーが出てきた。

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    barringtonia 2020/03/05
    事故みたいな記事で笑った
  • 私が選んだデイリーポータルZベスト盤:岸政彦さん

    これまで2万に迫る数の記事を公開してきたデイリーポータルZ。読者はどの記事が好きで、どんな読み方をしているのだろうか? 読者を訪ね「デイリーポータルZの好きな記事」を教えてもらう月イチ連載。第一回目の長嶋有さんに続き、贅沢な読者ゲストが登場します。 ここの文とインタビューまとめ:榎並紀行(やじろべえ) 写真:森カズシゲ 普通の人の生活史が、じつは面白い 今回の読者は社会学者の岸政彦さんだ。 岸政彦さん 社会学者として人に話を聞き、様々な生活史をまとめている。その活動の傍ら小説を執筆し、著書『断片的なものの社会学』は紀伊国屋じんぶん大賞2016を受賞。『ビニール傘』は芥川賞候補に挙がった。 デイリーの好きな記事も、自身の研究テーマに通じるものが多かった。 岸:最初に読んだのは「ふつうの人にインタビュー」という、林さんの記事だったと思います。2004年ですね。これ、びっくりしました。ウェブメ

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    barringtonia 2020/03/04
    らしいセレクション。この系列だと、君津に残る九州文化の名残を取材した記事も良かった。 https://dailyportalz.jp/kiji/180213202046
  • 私が選んだデイリーポータルZベスト盤:長嶋有さん

    蒙を啓かれた「ガッツポーズワークショップ」 今回の読者は長嶋有さん。小説家である。 長嶋有さん。これまでに芥川賞(猛スピードで母は)、大江健三郎賞(夕子ちゃんの近道)、谷崎潤一郎賞(三の隣は五号室)などを受賞。俳人でもある 芥川賞作家はデイリーポータルZをどう読んでいるのか? 恐る恐る聞いてみた。 長嶋:僕が一番面白いと思ったのは「ガッツポーズワークショップ」ですね。 長嶋:ガッツポーズって「ヒゲの剃り方」とかと同じで、各々が独学でやっているものじゃないですか。そこに巧拙があるって、そもそも思ってもみないことだった。蒙を啓かれるような記事でしたね。 そもそもはハイタッチやガッツポーズが下手な編集長・林の思い付きが発端の企画。林以外にも、ライター陣の下手っぷりがいかんなく発揮された 長嶋:これ、後半でガッツポーズからハイタッチのワークショップになるじゃないですか。ガッツポーズとハイタッチは繋

    私が選んだデイリーポータルZベスト盤:長嶋有さん
  • 中国ECサイトの日本素材画像巡り

    変なモノ好きで、比較文化にこだわる2人組(1号&2号)旅行ライターユニット。中国の面白可笑しいものばかりを集めてにした「 中国の変-現代中国路上考現学 」(バジリコ刊)が発売中。 前の記事:ドイツのガチャガチャはやさぐれている > 個人サイト 旅ライターユニット、ライスマウンテンのページ 素材も爆速 新型肺炎で大変だよなあ、と思って新型肺炎にあたる中国語ワードで検索すると、「ウイルスに負けるな頑張れ」の素材画像が見つかった、というのが発見のきっかけだ。 早い、とても早い。でも売れてないようだ。。。 Photoshopファイルの拡張子のpsdで検索すると素材画像の商品がたくさん見つかる。日で素材画像というと、コールセンター女性がインカムをつけている写真、微笑みあうカップルの写真など、無加工の写真を指す場合が多い。しかし中国ではもっとゴリゴリに加工された、ほとんどポスターみたいな画像が売ら

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    barringtonia 2020/03/03
    自分がデザイナーだったら日本語資料からコピペすると思うんだけど、どうして機械学習で生成したような絶妙な出鱈目度合いになるのか、以前から気になっているので制作過程の記事が読みたい。
  • 中国・重慶のSFかっこいい駅をめぐる

    急速に経済発展を続ける中国は、今各都市で急ピッチに地下鉄の整備が進んでいる。 内陸部の大都市、重慶も例外ではなく、ものすごい勢いで公共交通機関が建設されている。 そんな重慶には、ブレードランナーさながらの、SFかっこいい駅があるので、めぐってみた。 重慶とは 重慶ときいてもピンとこない人が多いかもしれないので、どんな町なのかざっと説明しておきたい。 中学地理でもおなじみの長江と、嘉陵江という川がちょうど合流する地点にあるのが重慶の町だ。 重慶市は中国内陸の都市では最大の都市で、市の人口は3000万人以上もある。ただ、市の面積が北海道とほぼ同じくらいある。中心部の市区人口は約900万人程度である。 重慶の中心街、解放碑周辺 重慶は、高層ビルがすごいことになっていて、密度でみたら、もはや香港をしのぐほどではないか。中国の経済成長を否が応にも実感させられる。 そしてもちろん地下鉄がある。しかし、

    中国・重慶のSFかっこいい駅をめぐる
  • 北海道インディアン水車三都めぐり

    北海道の河川でサケが遡上する季節になるとがらんがらんと回り出す鉄製の水車がある。サケを捕るための捕魚車、通称「インディアン水車」である。そうとうかっこよかったので標津、千歳、豊浦と道内三箇所をめぐった。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:無人島でハブ探しをしたらハブも人もいた > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー その1:標津サーモン科学館(標津川) 北海道は標津のサーモン科学館で「サケ捕獲水車」なるものを見学する機会があった。 ざっくり言うとでかい水車を回して水路を進んで来たサケを捕まえるという装置である。 かっこいい!そして思いのほかでかい! 水車の用途が揚水

    北海道インディアン水車三都めぐり
  • 沖縄の食堂にある「煮付け」とはどんなメニューなのか

    沖縄の堂にある謎メニューであり人気メニューのひとつ、煮付け。「魚の煮付け」とかではなく、ただ純粋に「煮付け(につけ)」として提供されるのが特徴だ。煮付けとは一体何なのか。沖縄県内8箇所の堂やそば屋の煮付けを集めてみた。 煮付けとはなんぞや 沖縄の堂でよく見かけるけど謎に包まれた「沖縄の堂の不思議メニュー」というのがある。 たとえば冒頭のメニューの写真で言えば、「おかず」や「チャンポン」「ポークたまご」などだろうか。 チャンポンは麺の長崎ちゃんぽんだろうと思うかもしれないが、沖縄のちゃんぽんはごはんである。 謎メニューの詳しくはこのあたりを。 おかずの旅 Vol.1 おかずの旅 Vol.2 The みそ汁 沖縄ちゃんぽん うちなーカツ丼コレクション2016―具材が多いのはどこだ選手権― チャプスイとは何か 今回スポットライトを当てたいのは「煮付け」である。 煮付けというものも全国的に

    沖縄の食堂にある「煮付け」とはどんなメニューなのか
    barringtonia
    barringtonia 2020/02/07
    知らなかったけれどこれは美味そう。東南アジア華人料理の醸豆腐によく似ているが影響があるんだろうか。
  • 採掘中の現役鉱山は映画の世界だった

    1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:運航休止の宇野港⇔高松港フェリーに乗る > 個人サイト オカモトラボ 日最大の「ろう石」鉱床 今回、岡山県と兵庫県の県境近くにある三石(みついし)という地域へ向かう。 岡山県と兵庫県の県境は峠になっているので長い長い坂道になっている。 地図だとこのへん。 この一体は古くから日最大の「ろう石」鉱床を有する地域なのだ。 ろう石とは、一般的には溶鉱炉や陶芸窯などに使われる耐火煉瓦の原料として使われる石だ。また、ものによっては、器や洗面台やトイレの便器など陶磁器の材料にも使われている。 兵庫県へ向かう国道沿いに土橋(つちはし)鉱山がある。 土橋鉱山の敷地はこんな感じ。 人影は見えないが乗用車が何台も止まっていて、ここが現

    採掘中の現役鉱山は映画の世界だった
  • まっすぐな針で魚は釣れるか

    魚を釣る「釣り針」とは基的にアルファベットの「J」のように弧を描いているものである。 当然だ。縫い針みたいにまっすぐだったら魚なんて釣れっこないもんね。 …いやいや、実はまっすぐな針でも釣れるんです。 普通の釣り針はJ字型 まず、この写真を見ていただきたい。国内外で流通している色々な釣り針である。 釣り針いろいろ。全部シルエットはJ字型だ。 大きさも様々。細かい形状にも差異があり、いかに狙う魚や釣り方によって細分化されている漁具であるかがわかる。 だが、すべてに共通する点として「J字型」をしていることが見て取れる。 そらそうだよね。この形じゃないと何も引っ掛けられないよね。…ホントに? 当たり前だろう。魚の口に引っ掛けて釣り上げるのだから、J字でなくてはどうしようもなかろう。Iでは絶対に掛からないに決まっている。 …果たして当にそうだろうか? 縫い針みたいなI字型の針じゃあ当然魚は釣れ

    まっすぐな針で魚は釣れるか
  • いくらでも時間が潰せる離島の事典「シマダス」の最新版が15年ぶりに出た

    大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:「屋」は当だったし、さらに「米屋の」もおいしかった 私が持っている「シマダス」を見てください さてその「SHIMADAS(シマダス)」、正式には「日の島ガイド『SHIMADAS(シマダス)』」というタイトルなのだが、これから文中に何度もタイトルが出てくることになるので、ここでは「シマダス」という表記に統一させていただきたいと思う。 シマダスは1993年に初めて作られ、その後、改訂版が数冊出ている。私の部屋にあるのがこれ。1998年版だ。 1998年に刊行されたシマダス。1,152ページある。 150ページぐらいの文庫と比べてみる。デカい ズシッと重たいこの1998年版シマダ

    いくらでも時間が潰せる離島の事典「シマダス」の最新版が15年ぶりに出た
  • 島国フィリピンの形をフィリピン人に描いてもらう / デイリーポータルZ

    変なモノ好きで、比較文化にこだわる2人組(1号&2号)旅行ライターユニット。中国の面白可笑しいものばかりを集めてにした「 中国の変-現代中国路上考現学 」(バジリコ刊)が発売中。 前の記事:タイ・バンコクにおもしろ寺が増えている理由 > 個人サイト 旅ライターユニット、ライスマウンテンのページ フィリピンの島の数は日より多い フィリピンは日から近い外国で、台湾の南にある。フィリピンは大小合わせて7641の島からなり、日の島の数6852より多い。 主要な島だけでも、首都マニラのあるルソン島やビーチリゾートのセブ島、南部のミンダナオ島などある。日の地図帳を調べると、他にもミンドロ島、パラワン島、パナイ島、ネグロス島、サマル島、ボホル島などがある。 目立って大きな島が点在している。これは描くのは難しそうだ。 地図帳のフィリピン。描くのに難易度が高そう。沖縄から近そう。パラオも近そう。

    島国フィリピンの形をフィリピン人に描いてもらう / デイリーポータルZ
    barringtonia
    barringtonia 2020/01/10
    面白い発想。確かにフィリピンは最難関かも。チリとか北マケドニアあたりは逆に特徴を捉えるのが難しそうだけど。