民主党県連は13日、盛岡市内で総務会・常任幹事会を開き、9月にあった知事選・県議選を総括した。 県議選で目標とした定数(48)の過半数に届かなかった要因の一つとして、7月に放言で引責辞任した松本龍氏の後任に県連副代表の平野達男復興担当相が入閣したことを挙げ、「菅政権の延命を後押しした上、その後の(民主党)代表選でも独自に活動した」と名指しで厳しく批判した。 県連代表代行の菊池長右エ門衆院議員は、異例の個人批判を行った経緯について「震災対応の遅れなどを理由に菅政権の早期退陣を目指して行動する中、仮に平野氏が入閣要請を受けなければ退陣がもっと早くなっただろう」と指摘。その後の民主党代表選でも小沢一郎元代表のグループが支持する候補とは別の候補を支援したとし、「元代表の胸中をそんたくした場合、ここまで(総括文に)書かなければいけないと考えた」と説明した。 また、陸前高田、一関の両選挙区で現有議席を