日興アセットマネジメントは1月17日、投資啓蒙の一環として、「明日のファンドマネージャー発掘オープン・コンペ『投信王』」を開始すると発表した。Webサイト上で仮想資金をもとに、個人投資家が日本株に投資。その運用成績を参加者同士が競い、成績優秀者は同社のファンドマネージャーの採用試験を受けられるというもの。 ビル・ワイルダー社長兼CIOは「(投信王は)実際に日興アセットマネジメントが運用している投信信託とパフォーマンス(運用成績)を競い合う。つまり投信を運用しているファンドマネージャーと競争しながら、投資を楽しく学べることができる」と話した。 年間投信王になればファンドマネージャー? 投信王の参加者には仮想運用資金として、スタート時に10億円が渡される。東証1部に上場している日本の株式が対象で、個別銘柄の売買はいつでも自由にできる。複数の銘柄を売買できるが、1銘柄の組み入れは全資産の10%ま