調査会社の米IDCは1月25日、世界携帯電話出荷台数についての調査結果を発表した。2007年第4四半期(10~12月期)の出荷台数は3億3400万台で、前年同期を11.6%、7~9月期を15.3%上回り、過去最高を記録した。通年での出荷台数は、前年比12.4%増の11億4410万台と推定される。 「過去3年間、ホリデーシーズンの四半期(10~12月期)の出荷台数伸び率は18~30%の間で推移していたが、今回は11.6%の伸びにとどまった」とIDC。「今後も過去3年間の成長ペースを維持できると期待するのは非現実的。2008年を通じて1けたの伸びにとどまり、それが今後数年続くだろう」とみている。 メーカーランキングでは、引き続きNokiaが首位を維持。第4四半期の出荷台数は1億3350万台(シェア40%)で、2位Samsung、3位Motorola、4位Sony Ericssonの出荷台数合計