経営難に陥っている新銀行東京に対し、東京都による400億円の追加出資案の審議が、都議会で大詰めを迎えている。新銀行東京は貸し渋り対策として、石原慎太郎知事の肝いりで2005年4月に開業。しかし甘い融資審査などで不良債権の残高が増え、2008年3月期には累積赤字が1000億円まで膨れる見通し。わずか3年で税金投入の事態に陥っているのだ。 東京都による新銀行東京への追加出資について、「賛成」している人は10.1%、「反対」は63.8%に達していることが、iMiリサーチバンクの調べで分かった。 インターネットによる調査で、東京都に在住する20歳以上の男女1221人が回答した。調査期間は3月13日から3月16日まで。 石原都知事への評価「上がった」はわずか0.8% 新銀行東京への追加出資400億円の問題に対し、興味がある人は7割以上に達するなど、注目度の高さがうかがえた。追加出資によって都民1人当