一見すると普通のタブレットのように見えるが、その開発コンセプトはこれまでに登場したどのタブレットとも異なる「enchantMOON」。“紙の再発明”をうたうenchantMOONは、ユーザーにどんな新しい世界を見せてくれるのか。手帳評論家でデジアナリストの舘神龍彦氏が内覧会で実機を試した。 iPadの登場以来、タブレット端末はすっかりなじみのものになった。スマートフォンで慣れ親しんだ操作法で利用でき、情報を閲覧するだけでなく、簡単な編集作業も単体でこなすことができる。最近ではBluetoothキーボードと組み合わせた活用も定着してきた。 そんなタブレット市場が成熟しつつある中で登場した「enchantMOON」(ユビキタスエンターテインメント製)は、かなり型破りなタブレット端末だ。米ラスベガスで開催された家電製品の展示会「International CES」でデビューしたこの端末は、異色と