「東京電力は震災直後、『死んでもいい人間を集めてくれ』と指示した」。福島第1原発に潜入していたジャーナリストの鈴木智彦氏は2011年12月15日、日本外国特派員協会主催の記者会見に出席し、こう語った。 鈴木氏は今年7月から8月中旬まで福島第1原発で作業員として働きながら、施設内部および周辺の写真や映像を撮影。同所を解雇されたのち、それらを公開した。鈴木氏は会見で、「極論だが、日本の原子力発電所はすべて、不正の上に成り立っている産業」という。 鈴木氏によれば、福島第1原発に限らず原発での作業員は、課せられた工程をこなすため、胸ポケットに入れる線量計を表裏逆にしたり、空間線量の高いところで靴下のなかに線量計を入れたりすることで、規定時間を越えて作業できるようにしている。「東電から与えられた人数と予算と作業内容を考えると、そうせざるを得ない」現実があると鈴木氏は語る。 鈴木氏はまた、東京電力によ
与謝野馨・前経済財政担当相は毎日新聞のインタビューに応じ、政府・与党が進める「税と社会保障の一体改革」素案作成の議論について「国民に負担増を求める政策から逃げている」と批判した。【聞き手・赤間清広】 --社会保障の改革案が固まりました。 ◆民主党は国民に負担を求める政策をことごとく嫌った。情けない話だ。受診時の100円の支払いを過大な負担と感じる人は少ないはず。圧力団体に屈したとしか思えない。 --原因は。 ◆党内議論を一から始めてしまったことが最大の失敗だ。6月の一体改革成案に基づき、ただちに法制化に入るべきだった。さんざん議論をして収まった話を蒸し返すと、(反論が)激しくなる。首相が迫力をもって進めればよかったが、「(取りまとめ時期は)年末をめど」と(後退した)。「不退転の決意」だけでは改革の必要性が伝わらない。 --成案取りまとめ時に、消費税増税のシナリオをどう描きましたか。 ◆13
ウェブの百科事典『Wikipedia(ウィキペディア)』をご存じだろうか。誰もが使ったことがあるその膨大な情報。ボランティアにより情報は日々更新され運営されている。リアルタイムで更新され芸能情報や訃報なども即時更新されるのが特徴。これこそインターネットならではだ。『Wikipedia』は無料で閲覧することができ、書かれているデーターもクリエイティブ・コモンズライセンスの下で使用可能となっている。 ではこの『Wikipedia』はどのように運営されているのだろうか? 実はユーザーからの募金により運営されている。日本なら日本円で支払うことができ、クレジットカード決済にも対応しており、即時募金が可能。記者も『Wikipedia』を日々使わせて貰っているので今年2回ほど募金したことがある。それが切っ掛けで『Wikipedia』から募金催促のメールが頻繁に来るようになったのだ。その内容が次のようなも
ごくごく普通の生活を送る中で、突然、自分の体に目に見える異常が現れたら、誰もが恐怖を感じることだろう。最近、スウェーデン南部の街では、髪の毛の色が鮮やかなブロンドから緑に変わる住民が何人も現れたという。なぜ、このようなことが起きたのか、その謎を探るべく環境の専門家が調査を行ったところ、住民が日ごろ利用している水道水に答えがあったそうだ。 スウェーデン紙スコンスカ・ダーグブラーデやザ・ローカルによると、この妙な出来事があったのは、同国南部のある街。ある時期から新たにこの街へ引っ越してきた住民を中心に、髪の色がブロンドから緑に突然変わる現象が見られるようになり、理由がわからないまま人々は困惑してしまった。そこで環境に詳しい専門家らがこの問題を調査。住民たちの話す状況などから水道水を疑い、原因となりうる金属が含まれてないか分析を行った。 その金属とは、酸化すると緑色に変化する銅。専門家らは、水道
日本のアニメ・マンガと、そこから派生するコンテンツは世界中にファンが多いが、隣国の中国でもそれらはもちろん、オタク文化も幅広く、そして積極的に受け入れられている。その一例がメイド喫茶。中国各地には続々とメイド喫茶がオープンしており、賛否両論はあるものの、確実に根をおろし始めている状況だ。先日、微博(中国版ツイッター)でも、あるユーザーが“個人メイド”を高給で募集し、注目を集めた。これに4日間で30人以上の女性が応募したのだが、多くのネットユーザーは仕事内容に懐疑的だ。 中国紙新聞晨報などによると、“個人メイド”の募集をかけたのは、武漢でメイドゲーム喫茶などを経営する「武漢パタポン」。彼は7,000人近いフォロワーを抱える人気ユーザーだが、今回の募集は本人が求めているわけではなく、別の男性からの依頼を受けて行ったものだという。 依頼人は湖北省武漢在住の17歳のオタク男性で、とても内気な性格か
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