◆牛の生レバー提供禁止 県条例改正 焼き肉チェーンの集団食中毒事件を受け、平井伸治知事が全国に先駆けて生食用の牛のレバーの提供禁止を打ち出したことについて、県が県民らの意見を聴くパブリックコメントを実施したところ、寄せられた延べ266件の99%にあたる263件が「反対」としていたことが分かった。22日の県議会福祉生活病院常任委員会で報告された。 県は、牛のレバー内部には強毒性の腸管出血性大腸菌が存在する可能性があるとして生レバーの提供を禁じるほか、レバー以外の生肉を提供する際には肉の表面を削り取る「トリミング」の直前に熱湯で湯通しすることなどを義務づける条例改正案を検討している。 県はこの改正案の概要について、7月26日から8月12日にかけてパブリックコメントを実施した。「反対」とした263件の理由で最も多かったのが「生レバーが好き・食べたい」の127件。次いで「衛生的な店で適切に処