みなさん答えているようですが、わたくしも。 まず、マンダリン(mandarin)はポルトガル語から英語に入りました。もとは、マレー語で「官吏」を表す語です。 さらに語原を遡れば、サンスクリット語のmantrii(顧問、高級官吏の意)の俗語形に由来します。 これが、アジアにやってきた西洋人が中国人官僚を指す語になったようです。 よって、マンダリンは、役人が用いる標準中国語です。 中国語には大きく7つの方言に分かれます。 その最大手が、北方方言で、これが「官話方言」とも呼ばれます。まさに、マンダリン(役人の言葉)です。 北の方以外にも、南京や四川省まで官話方言の地域ですので、官話方言はさらにいくつかの方言に下位分類できます。しかし、明清時代より首都が「北京」でしたので、やはり「北京語」が最有力となります。 ただし、日本語で東京弁と標準語が若干異なるように、 標準中国語(中国で普通話と呼ぶ)と北