セブン&アイグループにおけるビッグデータ活用の狙いや体制の概要の一端が、日経ビッグデータ誌の取材で明らかになった。店舗での発注精度を高めるために、店員が持つ発注端末にビッグデータの分析結果を表示する。つまり、この戦略の成功のカギは約30万人の店員が握る。現在、グループの主要事業会社に加え、ヤフーやグーグル、日本オラクル、NEC、NTTデータなどIT企業も含めた約130人によって、「会員」「サイト」「店舗」「商品」「物流」「メディア」「ビッグデータ」の計7つのワーキンググループを動かし、戦略の詳細を詰めている。