日本全体の自動車保有台数は普通乗用車こそ漸減しているものの、軽自動車は大いに躍進している。車そのものの保有を避ける傾向は全般的には見られないが、若年層に向けて「若者の(自動)車離れ」なる言葉が用いられ、保有・利用状況について懸念する声が関連業界からあがっている。それでは若年層自身はその言葉や周辺環境に関して、いかなる所感を持っているのだろうか。ソニー損害保険が2024年1月4日付で発表した、20歳の人たちに聞いた結果から、その実情を確認していくことにする(【発表リリース:2024年 20歳のカーライフ意識調査】)。 今調査は2023年11月13日から11月17日にかけて、2003年4月2日-2004年4月1日生まれの男女に対しインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000件。男女比は1対1。調査実施機関はネットエイジア。 冒頭で触れた通り、昨今の「若者の車離れ」と呼ばれている状況