漫画やアニメの分野で「著作権侵害」が問題になるケースは少なくない。ただ、裁判に発展するものの大半は、民事訴訟で著作権者から訴えられるケースだろう。そんななか、例外的に警察が動き出して、刑事事件化するケースもある。最近の代表例が「ハイスコアガール事件」だ。 昨年8月、漫画「ハイスコアガール」のなかで他社のキャラクターを無断で使ったとして、大阪府警が発行元のスクウェア・エニックスを家宅捜索し、11月に同社の担当者や漫画の作者ら計16人を書類送検した。 書類送検の容疑は、2012年2月から2013年12月に「月刊ビッグガンガン」で連載されていた「ハイスコアガール」の作品中で、ゲーム会社「SNKプレイモア」が著作権を持つ格闘ゲーム「ザ・キング・オブ・ファイターズ」などのキャラクターを、無許可で使用したことだとされている。 使用したのは計166カ所ということだが、SNKプレイモアが昨年8月、著作権を
![警察が「著作権問題」に異例の介入!?「ハイスコアガール事件」をどうみるか? - 弁護士ドットコムニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a8cb0a81b543bafb0f04be60ceb73dfa3ecd51e7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fstorage.bengo4.com%2Fnews%2Fimages%2F3279.png%3F1432430453)