家族の形が多様化する現在、共働きパパはマーケティングターゲットとしても非常に魅力的です。 では具体的に、働くパパはどんなタイプに分類されるのでしょうか? 共働きで子育てする世帯の父親を研究している電通「パパラボ」の調査から見えた六つのパパクラスターを紹介します。 パパは六つに分類される 今回、中学生以下の子どもがいる働くパパを対象に、育児や家事、仕事への意識、生活価値観を軸にクラスター分析を行った結果、六つのクラスターに分かれることが分かりました。それぞれのクラスターについて簡単に説明します。 ①全方位パパ 小学生の子どもを持つ40代が中心の「全方位パパ」は、仕事熱心で上昇志向も強く、普段の家事・育児についても非常に積極的です。成長欲求が高く、キャリアアップや自己啓発にも意欲的に取り組むなど、職場でも家庭でも常に中心的な存在です。買い物はネットショッピングの利用が多く、実用性や品質を重視し