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ブックマーク / dotplace.jp (9)

  • 英国出版事情 (2/3)「本のショーウインドー」と化した書店の危機- DOTPLACE

    読書家が多いイギリスは、電子書籍やネット書店の普及も早く、近年、大小の屋さんが次々と消えていきました。ところが最近になって、ユニークな屋さんが各地で新たに誕生し、人気を呼んでいます。その結果、紙のの売り上げも上昇中。「やっぱり屋さんが好き」なあなたなら見逃せないイギリスの最新状況を探ります。 [英国出版事情(2/3)開始] 1/3「の未来を先取りするロンドン」。 3/3「大手広告代理店がバックアップ、『屋でを買おう』キャンペーン」 「のショーウインドー」と化した書店の危機 イギリスで、書籍販売のマーケットにおける書店のシェアは、アマゾン(Amazon UK)に押され続けています。2015年もインターネット通販でを買う人は着実に増え続け、売り上げ部数は1億7600万部(前年比10%増)、総額10億1100万ポンドの売り上げ(同11%増)を記録。書店の売り上げは横ばいで、

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  • よい校正ってなんだろう? 校正ナイト(@6次元)レポート 「生まれ変わっても、泣きながら校正者をやっているかも。」- DOTPLACE

    「よい校正ってなんだろう?」 荻窪のブックカフェ「6次元」にて2015年5月に開催された「校正ナイト」。ニッチでマニアックなテーマにもかかわらず、告知から一瞬で予約が埋まったという謎の人気を集めたトークイベントです。総合出版社校閲部勤務のかたわら、ひとり校正社「栞社校正室」を立ち上げた牟田都子(むた・さとこ)さんを中心に、働く環境や媒体は違えど同じく校正を生業にする来場者の方々も巻き込みながら、校正という仕事の持つ奥深さや今後の在り方について語ります。 図書館司書から校正者へ ナカムラクニオ(6次元店主/以下、ナカムラ):僕は2年くらい前から校正に興味を持っていて、校正ナイトをやりたいなぁ、と周囲にずっと言っていたんです。日やっと実現して嬉しいです。今日のゲストは、校正者の牟田都子さんです。 牟田都子(以下、牟田):牟田と申します。私は、校正の仕事を始めてやっと6年くらいのまだひよっこな

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  • 三島邦弘(ミシマ社代表)×内沼晋太郎(B&B):「コーヒーと一冊」から考える、これからの「本」の話 「『本』の次のあり方を模索し続ける。そういうことって、なんとなく他の人にも伝わるもの。」- DOTPLACE

    2015.06.23 Tue 三島邦弘(ミシマ社代表)×内沼晋太郎(B&B):「コーヒーと一冊」から考える、これからの「」の話 2015年5月下旬に、ミシマ社から最初の3冊『佐藤ジュンコのひとり飯な日々』、『透明の棋士』、『声に出して読みづらいロシア人』が同時刊行された「コーヒーと一冊」シリーズ。100ページ前後で気軽に持ち運べるコンパクトなブックデザインや、「6掛、買切」に絞った販売条件、新進の著者たちによる目を引くタイトル――その要素の一つ一つは、現在の出版流通や書店業界の行き詰まりに対する新たな一手として考え抜かれたものだったのです。この新シリーズに込められた志にいち早く反応したDOTLACE編集長・内沼晋太郎が、ミシマ社代表・三島邦弘さんを屋B&Bに迎えて繰り広げられたトークをほぼノーカットでお届けします。 ★この記事は2015年5月22日に屋B&B(東京・下北沢)にて行われ

    三島邦弘(ミシマ社代表)×内沼晋太郎(B&B):「コーヒーと一冊」から考える、これからの「本」の話 「『本』の次のあり方を模索し続ける。そういうことって、なんとなく他の人にも伝わるもの。」- DOTPLACE
  • 第5回 菊池健×鈴木みそ:あまり多くない読者とともにマンガ家が生きていくには 「どうでもいい作品が大量にセルフパブリッシングされる未来も、また自由である。」- DOTPLACE

    『ナナのリテラシー』など自らの作品をKDP(Kindle ダイレクト・パブリッシ­ング)で発売し、2013年の利益が約1,000万円に達したとことで一挙に注目を集めたマンガ家­・鈴木みそ氏。そして若手マンガ家の育成を支援する「トキワ荘プロジェクト」を率いる菊­池健氏。マンガとマンガ家の未来を気で考える二人が、マンガ業界の動向を示すデータとともに、セルフパブリッシングの表と裏を­語ります。決して恵まれているとはいえない出版状況の中、読者とのミニマルな関係性の中でマンガ家はいかにサバイブしていくべきなのでしょうか? 連載「VOYAGER SPEAKING SESSIONS」最終回です。 ※2014年7月4日に第18回国際電子出版EXPOの株式会社ボイジャーブースで行われた菊池健氏・鈴木みそ氏の講演「KDPが私の道を拓いた!」を採録したものです。元の映像はこちら。 【以下からの続きです】 1

    第5回 菊池健×鈴木みそ:あまり多くない読者とともにマンガ家が生きていくには 「どうでもいい作品が大量にセルフパブリッシングされる未来も、また自由である。」- DOTPLACE
  • DOTPLACE TOPICS 002:旅行ガイドブックにイノベーションを ――電子書籍サービス『たびのたね』1/6- DOTPLACE

    旅行ガイド『るるぶ』などを発行するJTBパブリッシングが2014年10月、『たびのたね』という新しい電子書籍サービスを始めました。 普段はなかなか手にすることができないご当地出版物が充実しているほか、記事単位で旅行ガイドを購入できたり、購入したをひとつにまとめて自分だけのオリジナルガイドブックを作ることができたりといったユニークなコンセプトが注目され、「JEPA電子出版アワード2014」では大賞を受賞しました。 『たびのたね』の開発を担当した同社の青木洋高さんと井野口正之さんに、サービスの特徴や誕生秘話、これからの展望を伺いました。 自分だけのガイドブックが作れる ―――『たびのたね』は、どのようなサービスなのでしょうか? 青木洋高(以下、青木):を1冊まるごと買うだけではなくて、好きな部分を選んで買うことができ、自分だけのオリジナルのガイドブックが作れるという電子書籍サービスです。我

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  • 街の本屋の逆襲 佐藤雄一×内沼晋太郎 第1回「本屋なんてやめておけ、という人たちに囲まれても。」- DOTPLACE

    2010年、新潟市で開業した「北書店」。地域の中でも独自の存在感を持つ“街の屋さん”をほぼ独力で切り盛りする店主の佐藤雄一さんが2月上旬、下北沢の屋B&Bに来店しました。 “街の屋”はこれからどんな場になっていくのか? “街の屋”とはそもそも一体何なのか? 屋B&Bのプロデュースを務める内沼晋太郎との“街の屋”談義は白熱していきます。 ★2014年2月7日、屋B&B(東京・下北沢)で行われた「『の逆襲』のための全国屋ツアー」の一環のトークイベント「北書店×B&B 街の屋の逆襲」のレポートです。 北書店という小さな屋 内沼晋太郎(以下、内沼):日はありがとうございます。今日は新潟から北書店の店長、佐藤雄一さんにいらしていただきました。 佐藤雄一(以下、佐藤):私は新潟だと企画する立場なんですけど、今日はこちらにお招きいただきました。ありがとうございます。ここって今は、

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  • 逆襲する本のために イベントレポート│内沼晋太郎×仲俣暁生×小林浩 3/5- DOTPLACE

    2013年12月、朝日出版社のアイデアインクより出版された内沼晋太郎(numabooks/DOTPLACE編集長)による著書『の逆襲』。その発売当日に、内沼の活動を古くからよく知るお二人(編集者/文筆家の仲俣暁生さん、月曜社取締役の小林浩さん)と著者との間で交わされた鼎談の模様をお送りします。無限に拡張していく「」の概念。『の逆襲』を起点に、三者それぞれの視点から、“逆襲”はいかにして可能かを探っていきます。 ★2013年12月11日、屋B&B(東京・下北沢)で行われた、内沼晋太郎『の逆襲』(朝日出版社)刊行記念イベントのレポートです。 【以下からの続きです】 イベントレポート「逆襲するのために」1/5 イベントレポート「逆襲するのために」2/5 「ほんのまくらフェア」を巡って 仲俣:内沼さんの大学での専門はブランディングだそうですね。岩波書店とかマガジンハウスとか紀伊國屋書

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  • これからの編集者 第3回:米光一成(立命館大学教授)1/5|インタビュー連載「これからの編集者」- DOTPLACE

    「これからの編集者」をテーマに、さまざまな人にインタビューしていくシリーズ。第3回は、ゲームデザイナー/ライター/立命館大学教授の米光一成さんです。 ゲームデザイナーになった ——米光さんはゲームデザイナーとして「ぷよぷよ」「バロック」などを手掛けられ、独立後は編集者やライターとして活躍されながら、「電書フリマ」や「電書雑誌よねみつ」、「電書カプセル」など独自の活動で電子書籍にも深く携わられ、そして大学やカルチャースクールで教えられてもいます。ジャンルに拘らず様々な形でアウトプットされているのは、私たちが考える「これからの編集者」というテーマにぴったりだと思い、ぜひお話を伺おうと思いました。まずは最初の、ゲームデザイナーのお仕事から伺いたいです。就職がきっかけだということですが、まずそこから教えていただけますか。 米光:ゲーム大好きっ子だったので大学を卒業して、“コンパイル”というゲーム

    これからの編集者 第3回:米光一成(立命館大学教授)1/5|インタビュー連載「これからの編集者」- DOTPLACE
  • これからの編集者 第1回:佐渡島庸平(株式会社コルク 代表取締役社長)1/5|インタビュー連載「これからの編集者」- DOTPLACE

    第1回:佐渡島庸平(株式会社コルク 代表取締役社長)1/5|インタビュー連載「これからの編集者」(株式会社コルク 代表取締役社長) 「これからの編集者」をテーマに、さまざまな人にインタビューしていくシリーズ。第1回は、講談社から独立して、エージェント会社「コルク」を設立した佐渡島庸平さんです。 “ゼロイチ”が生まれる瞬間 ——気持ちが良い場所に会社を構えましたね。原宿にしたのは元々のお考えですか? 佐渡島:もともとクリエイター系のベンチャーが自然に集まれれば良いなと思っていました。六木にIT企業が集まっているように、渋谷周辺でタクシーのワンメーター圏内に集まるような感じかな。僕の感覚では、六木、青山、新宿、秋葉原、池袋は違う。でも、渋谷・原宿はしっくりくる。海外の人に事務所の住所を尋ねられても、渋谷、原宿と言えば分かってもらえることも利点です。 佐渡島庸平さん 出版社をやめて作家やフリ

    これからの編集者 第1回:佐渡島庸平(株式会社コルク 代表取締役社長)1/5|インタビュー連載「これからの編集者」- DOTPLACE
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