『ef - a fairy tale of the two.』PS2移植版の発売日が決定したことを記念しての、久々の『ef』論です。ちなみにこのブログでは原作上巻、アニメ第1期、原作下巻、アニメ第2期とこれまでにもくり返し『ef』について書いてきましたが、はっきり『ef』について書いたもの以外でも、それを意識しながら書いていることが多い……というか、このブログで書いていることは全て『ef』を論じるための予備作業だと思っていただいて結構です。 柄谷行人が「マルクスを読むように、わたしは漱石を読んできた」と語っているように、あるひとりの作家、あるひとつの作品が私たちの思考をどこまでも遠くへ導いてくれる、そういうこともあるでしょう。僕にとって『ef』はそういう作品であり、そしてこれからも、僕は『ef』を読むことを通して自分の思考を形にしていくのだろうと思います。この記事は未完であり「ノート」でし
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