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ブログに関するbuckeyeのブックマーク (215)

  • 第4の原理「あそしえーしょん」なんて存在しない - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    下の「冷たい福祉国家の幻想」のdojinさんのコメントがつきました。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/post-a1fa.html このあたり、ちょっと筋道はずれますが、むかしブログのあるエントリのコメント欄で、(妙なイナゴ諸氏の乱舞するなかで)ちょっとやりとりしたことがあります。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_b2d6.html(構造改革ってなあに?) >いなば: あと、飯田君はご自分の経済政策論と労働・社会政策論をそんなに無理矢理対立関係におかれる必要はないと思います。 ぼく自身は『教養』では連帯指向の社会運動・社会政策にもっぱら「後衛」、マクロ経済的に言えばビルトインスタビライザーとしてのみ肯定的な位置づけを与え、好況期にはむしろ市場に

    第4の原理「あそしえーしょん」なんて存在しない - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    buckeye
    buckeye 2010/07/22
    我々の手持ちのカードは、国家と市場とムラなんですから、その原理をどう組み合わせるか、で考えていくしかない。(続き)id:entry:23429361
  • 「冷たい福祉国家」の幻想 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    そういえば、稲葉振一郎先生が、最近こんなことを呟いているのを発見しました。 http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20100630/p2 >最近「分配する最小国家」はぎりぎり可能だとしても「冷たい福祉国家」はありえへんような気がしてきた。 どんなに豊かな社会にも落ちこぼれた少数の不幸な人々は存在し、マクロ経済政策やベーシックインカム型のルール型・普遍的制度設定型政策はそうした人々を減らす役には立っても、そうなってしまった人をケアする役には立たない。どうしても誰かが「権威」を背負って押しつけがましく時に暴力的な「ケア」、つまりフーコー的にいう「統治」を担わないわけにはいかない。 というと福祉プロパーや左翼からBIに流れてきた人は嫌な顔をするだろうか。 もう今から4年近く前になりますなあ・・・。 http://eulabourlaw.cocolog-nif

    「冷たい福祉国家」の幻想 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    buckeye
    buckeye 2010/07/22
    人類の行動原理は交換原理、脅迫原理、協同原理に尽きるのであって、市場経済に基づく福祉国家はそれを適度に混ぜ合わせて動かしている訳で、その何れとも明確に矛盾する原理で世の中が動かせると思わない方がいい
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    ハリイカの焼売と中華炒め ハリイカをよく、見かけるようになりましたよ。生け簀で、泳いでいたものを一杯購入しました 立派な大きな墨袋や肝は冷凍保存して 柔らかな身は季節のお豆、お野菜と合わせて中華の炒めものに。新鮮なにんにくの茎は刻み、香り高く欲そそられますね 下足はミンチにし…

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    buckeye
    buckeye 2010/07/21
    経済学・法律学の素養、行政実務の視点、そして優れたバランス感覚を併せ持った貴重なブログだっただけに、無期限休筆は本当に残念です…。自分がリフレ政策を支持するようになったのもbewaad氏のおかげでした。
  • 『私見「経済財政諮問会議を復活せよ。」』

    菅総理大臣が、国家戦略室の機能縮小を発表しました。 私は、このこと自体をあまり問題にする気はありません。 もともと国家戦略室については、その法的位置付けが不明確で、しかも、機能強化を目指した法案も、先の通常国会で成立しなかったわけですから、その機能について、今更云々することは、あまり意味がないと思っています。 それよりも、私が問題だと思うのは、国家戦略室が目指した「官邸機能の強化」という政策目標が、未だ実現していないことです。 政治主導とは、つまるところ、官邸主導だと思っています。 つまり、各省庁にまたがる案件について、官邸が、国家戦略的な観点から、トップダウンで各省大臣に指示できる体制をしっかりと確立しなければなりません。 各省庁からのボトムアップで政策を決定していくことは、結局、官僚主導政治と紙一重になりがちです。 以前、ブログでも述べたように、官邸主導政治を実現するために、 ①「国

    『私見「経済財政諮問会議を復活せよ。」』
    buckeye
    buckeye 2010/07/21
    大賛成。現時点で法的権限・事務局・担当大臣が揃った官邸組織は経済財政諮問会議しかない。経済界や日銀との定期的な意思疎通も官僚に頼らない外部アイディアの注入も諮問会議なら制度的に担保できるしね。
  • 松井孝治参議院議員のつぶやき - 中村哲治「日本再構築」ブログ

    菅総理が「国家戦略局」を断念したというニュースが昨晩流れてきました。私も非常にショックを受けましたが、一番ショックを受けたのが松井孝治参議院議員だと思いました。そこで、今日、松井さん@matsuikojiのツイッターを拝見すると、思いのこもったツイートが並んでいました。 http://twitter.com/matsuikoji http://twitter.com/NakamuraTetsuji に、リツイートで流すことも考えたのですが、この一連の言葉は一つの歴史的証言となり得ると考え、このブログで引用させていただくことと致しました。長文ですが、是非お読み下さい。(読みやすいようにツイートの時系列は上から古いもの→下へ新しいものに編集しています。) <<<<<引用ここから>>>>> 国家戦略室の任務から予算編成など税財政の骨格についての機能をなくすというのは事実しかも日の閣議で総理大臣

    松井孝治参議院議員のつぶやき - 中村哲治「日本再構築」ブログ
    buckeye
    buckeye 2010/07/17
    首相の意向が固いと、官邸メンバーにアクセスのある元官房副長官でも動かせないということなんだろうな。どうにか民主党政権最大の愚策を未然に防いでほしいが…。
  • 菅原研究室紀要:【2010年参議院選挙分析】得票と議席の「ねじれ」について - livedoor Blog(ブログ)

    2010年参院選は、議席数では自民党が勝利したものの、比例区得票率や候補者の総得票数を見ると、民主党が勝っていた、少なくともこんなに負けることがなかったというようなことが指摘されています。このような得票と議席の「ねじれ」の要因として、自民党は農村の1人区(小選挙区)で強いため、「一票の格差」の恩恵を強く受けているためだ、という主張もあります。鳥取が1議席なら東京は20議席あるはずなのに、実際には5議席しかなく、自民党に著しく有利であるというのは、一見すると正しい議論に見えます。 しかし、「一票の格差」がもたらす選挙結果の「歪み」は、小選挙区と中選挙区の混合と都市―農村軸の交差がもたらす歪みに比較すれば、微々たるものに過ぎません。以下、簡単なシミュレーションをしながら、これを議論してみましょう。 追記:このエントリの後、シノドス・ジャーナルに都道府県議選・参院選挙区の定数不均衡について考える

    buckeye
    buckeye 2010/07/15
    定数不均衡の歪み<小選挙区と中選挙区の混合と都市―農村軸の交差がもたらす歪み/ 定数是正:自公39.7、民主29.1; 勝者総取り:自公29、民主max44; 勝者総取り+定数調整: 自公27.1、民主max45.9/ id:entry:23243063
  • 参院選総括:「ありえない敗戦」の真因は菅首相の財務省への屈服。 - かみぽこぽこ。:楽天ブログ

    2010年07月12日 参院選総括:「ありえない敗戦」の真因は菅首相の財務省への屈服。 カテゴリ:カテゴリ未分類 さて、「かみぽこ政治学」です。 参院選は、民主党の 予想以上の大敗となった。 その敗因は、菅直人首相の 「消費税発言」 だとされているね。 しかし、財政再建の必要性は、 国民に広く認識されている。 菅首相の「消費税発言」で 民意が動いたとの総括は いささか単純じゃないかと思う。 今回の結果は、このブログで 論じてきたように、 約20年間に渡る 「政権交代ある民主主義」 への潮流の中に 位置づけて 総括すべきだ (2009年8月31日 「政権交代」実現の今、20年前の「政治改革大綱」を振り返る(前編) 「政権交代」実現の今、20年前の「政治改革大綱」を振り返る(後編))。 今回の参院選の結果は、 一言でいえば 「ありえない敗戦」 ということだ。 菅直人首相が 参院選の約1か月前に

    参院選総括:「ありえない敗戦」の真因は菅首相の財務省への屈服。 - かみぽこぽこ。:楽天ブログ
    buckeye
    buckeye 2010/07/14
    菅直人の経済学知識の欠如が、専門知識のソースとして彼を財務官僚に向かわせ、「官僚の最強の敵」菅が「最強の官僚」主計局に取り込まれる結果を生んだのでは?それが今回の選挙結果を招いたのだとしたら皮肉すぎ
  • 社会学者の研究(?)日誌

  • もう以前には戻れない:普天間「現行案」回帰が、鳩山政権にとって案外不利ではない理由。 - かみぽこぽこ。:楽天ブログ

    2010年05月25日 もう以前には戻れない:普天間「現行案」回帰が、鳩山政権にとって案外不利ではない理由。 カテゴリ:カテゴリ未分類 さて、「かみぽこ政治学」です。 さて、鳩山由紀夫首相が、 普天間基地移設問題について 辺野古への移設を 事実上決定した。 結局、いろいろあった挙句 「現行案」に戻ったと いうことだけどね。 私は、民主党が 政権を獲得する前から 現行案に近い線に 落ち着くと思っていたので 今回の決定について 特に驚くことはない。 私は、かねてから 日の安全保障政策は 中道左派政党が 政権に加わった時に 前進してきたことを指摘し、 民主党政権はいずれ 安全保障について 「現実的」に対応するようになり、 さらに、それ以上のところに 前進させる可能性があると 書いてきたからね (民主党政権だと安全保障政策が進展するというパラドックス) (意外なことに、これはブログでは 正式に書

    もう以前には戻れない:普天間「現行案」回帰が、鳩山政権にとって案外不利ではない理由。 - かみぽこぽこ。:楽天ブログ
    buckeye
    buckeye 2010/05/25
    今回の議論は流石に無理が…。最終的な落とし所が同じでも、政権にとって優先順位の低かった課題で国民の支持と期待という貴重な政治資源を徒に浪費した今回の進め方は、果たして鳩山首相にとって合理的だったの?
  • ゴールデン・ウィーク雑感:日本の若者の国際競争力を考える(後編)。 - かみぽこぽこ。:楽天ブログ

    2010年05月05日 ゴールデン・ウィーク雑感:日の若者の国際競争力を考える(後編)。 カテゴリ:カテゴリ未分類 さて、後編だけれども、 繰り返すが ゴールデン・ウィークでもあるので ここからは現在のところ ちょっと現実味のない話を 自由に書いてみたいと思う。 ご存じの通り、私は4月から、 「衣笠観光通り大学」 に准教授として 赴任したのだけれどもね。 私の任務は講義・研究に加えて、 英語のみによって学位のとれる コースの設置準備だ。 それに関連して、 今回は「若年層の就職難」の解決策として 「大学の国際化」 について論じたい。 私は、若年層の就職難に対する 1つの解決策が、 彼らを海外で就職させることだと 考えている。 まあ、これは短期的には ほとんど無理なのだけど(苦笑) それでも地道に、確実に 日の大学が 取り組んでいかなければ ならないことだと思う。 日企業が国内では 採用

    ゴールデン・ウィーク雑感:日本の若者の国際競争力を考える(後編)。 - かみぽこぽこ。:楽天ブログ
    buckeye
    buckeye 2010/05/06
    id:entry:20766466のコメ欄でも感じたが、このエントリーは実際に海外に行って危機感を覚えた人とそうでない人で温度差が激しい。/ http://kusoshigoto.blog121.fc2.com/ みたいな例もあるし、海外というalternativeがあってもいいのに。
  • ゴールデン・ウィーク雑感:日本の若者の国際競争力を考える(前編)。 - かみぽこぽこ。:楽天ブログ

    2010年05月05日 ゴールデン・ウィーク雑感:日の若者の国際競争力を考える(前編)。 カテゴリ:カテゴリ未分類 さて、ゴールデン・ウィークと いうこともあるので、 今日はちょっと、 いつもと違う感じで 書いてみようと思う。 まずは、この記事から。 --------------------------- 『国家公務員:「天下り根絶」で中高年増 新規採用半減』 政府は27日、11年度の一般職国家公務員の 新規採用数を半減する方針を打ち出した。 鳩山政権が掲げる 「天下りあっせんの全面禁止」 でベテラン官僚が退職しないため、 その分、新規採用を 抑制せざるを得なくなった結果だ。 年功序列の給与体系は 残したままとあって 総人件費が膨らむことも 避けられない。 同政権の公務員制度改革の 「ひずみ」が浮き彫りになった格好だが、 採用抑制の前提となる 国の出先機関の原則廃止に 各省庁は慎重で、

    ゴールデン・ウィーク雑感:日本の若者の国際競争力を考える(前編)。 - かみぽこぽこ。:楽天ブログ
    buckeye
    buckeye 2010/05/06
    日本の若者の政治参加が低調なことの、当然の帰結。「どうせ選挙に行っても変わらない」とか抜かしてる若者は自分で自分の首を絞めていることに気付かんのかねえ。
  • 普天間移設、および軍事は政治の道具だということの意味(追記あり) - リアリズムと防衛を学ぶ

    私はこのブログで普天間移設問題について語ることを避けてきました。なぜならこの問題は大きすぎて、私の手には負えないからです。といっても「普天間基地を移設しよう、移設先はどこが便利か」それだけで済めば、話はとても簡単なのです。しかし、それは軍事の論理です。 普天間は軍事だけの問題ではない なぜ普天間基地を移設するのか? 引越し先の選びかた 普天間基地の機能 じゃあ台湾に移設するのはどうなの? もしも沖縄以外に移動したら? 軍事の論理と、政治仕事 軍事問題を政治的に論じるときの3つの誤り 追記 関連 参考 お勧め文献 普天間は軍事だけの問題ではない 沖縄県内移設、まして島以外への移設となれば、この問題は軍事の論理だけで語れる範囲をはるか飛び越えてしまいます。普天間は普天間だけの問題ではないのです。これについては以下の記事が参考になります。 http://d.hatena.ne.jp/sion

    普天間移設、および軍事は政治の道具だということの意味(追記あり) - リアリズムと防衛を学ぶ
    buckeye
    buckeye 2010/04/23
    沖縄返還に米軍は反対した、でも首脳レベルの意志で沖縄は返還された。/ 結局、日米同盟としてどんな戦略目標を目指すかだよね。その上で同盟の任務・役割・能力を再検討して…基地の配置はそれを踏まえて。
  • もと首相 - おおやにき

    ポーランド大統領の国葬に江田五月・参院議長を代表として送ることにしたそうですが、その理由が自民党の元首相たちに頼めないからってえあたりが素晴らしい。ああもう当にダメの子なんだなあ(「自民の首相経験者に頼めず...ポーランド国葬に江田議長」asahi.com)。 こういうものは国際儀礼なので、いくら当人の思いとしては弔意を尽しているつもりであっても花柄の服を来て日で通夜に行ってはいけないのと同様、相手方が納得するような形式を整えることが最重要で、その点国会議長というのはまあ三権の長だから最低限失格ではないと思うけどなんでって話にはなる。外交を直接担当している行政府の長でも、大統領や君主のように国家の象徴としての機能を担っている人でもないんだから。しかも参議院というのは、もちろん日では対等ということになっているけれども常識的に民主的正統性において劣後する院、上院ですわな。同じ上院同士のお

    buckeye
    buckeye 2010/04/17
    2大政党制はその根本にエリート間に相互の信頼と敬意がないと成り立たないが、一党優位体制からの疑似革命を達成したばかりの日本にそれを求めるのはやや酷か。社会は合意政治に親和的な同質型なんだけどね。
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    buckeye
    buckeye 2010/04/17
    id:biconcave 保守党が最も財界寄りだったのはサッチャー時代で、今は中間層の票を求めて中道化しているという指摘が多いが…。/ あれ、イギリスって既にインフレ目標採用してなかったっけ?
  • 日銀による「デフレターゲット」の現状 (金子洋一「エコノミスト・ブログ」)

    消費者物価指数(全国)「料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合(季節調整済)」(いわゆるコアコアCPI)の前年同月比データでみる、我が国の物価について、安定的に0%から-1%のインフレターゲット政策ならぬ「デフレターゲット」が実行されてしまっている、そのグラフが下図です。 (来前年同月比を季節調整済データではとるべきではない、いわば二度季節調整をかけているようなものになるのでしょうが、公表データにはそれしかないのでそれで行っています。もちろんここでの議論には大きな違いはありません。) このデータそのものは2000年1月からしか公表されていないのでここではそれ以降のグラフですが、手作業で料とエネルギーをのぞいてそれ以前のデータでグラフを作ってもも、ものの見事に日銀法が改正され日銀が独立性を強化した1998年以降から安定的に0%を下回っていることが判ります。この1998年以前はずっと

    buckeye
    buckeye 2010/04/11
    この認識が菅財務相や仙石国家戦略相にも共有されればいいんだけど…。
  • デフレ脱却議連、立ち上げました! (金子洋一「エコノミスト・ブログ」)

    Top >  1.経済 >  デフレ脱却議連、立ち上げました! 2010年03月25日 デフレ脱却議連、立ち上げました! 民主党の「デフレから脱却して景気回復を図る議員連盟(デフレ脱却議連)」(仮称)の設立準備会合を参議院議員会館にて日3月25日とうとう開催することができました。関係の皆様には心から感謝いたします。 今日は、上武大学教授田中秀臣さんを講師にお招きし、総括的にデフレの問題点を語っていただきました。田中先生には大変にお忙しいところをお越しいただきました。当にありがとうございました。 衆参両院の国会議員20名に参加していただきました。それもほとんど全員が人出席。この問題にかける皆さんの思いが感じられました。顧問に、池田元久先生。会長に松原仁先生。衆議院の事務局長は宮崎タケシさん。私が参議院の事務局長。特に、松原先生には立ち上げから色々と面倒をみていただきました。ありがとうご

    buckeye
    buckeye 2010/03/27
    これは注目に値する。菅財務相にどこまで耳を傾けてもらえるかがポイントになりそう。(その点、中期財政フレームを担当する国家戦略相がゴリゴリの増税派なのが気掛かりだが…。)
  • 政治的行為 - おおやにき

    えらいことご無沙汰でした。別に何があったというわけではなく、累積原稿債務の整理を優先していただけなのですが、この間も行政負担がいっこうに減らない(というか入口がさらに増えた)こともあっていっこうに芳しくなく、じゃあどっちにしろ同じじゃねえかと思ったこともあってまた出てきました。というかこういうのもちょっと間が空くとおっくうでいけませんな。この間に公開された仕事などについては、追って補完します。さて。 陸上自衛隊の連隊長さんが「同盟関係は『信頼してくれ』などという言葉で維持されるものではない」云々と会合で挨拶したことに対して北沢防衛相が「外交における政府の意思決定をないがしろにする行為」とご立腹だという件(「陸自連隊長発言「首相を揶揄、許し難い」 北沢防衛相」asahi.com)。こういうのは、いつも書いていることだが、法的な次元と政治的な問題に分けて考えるのがよろしい。 まず法的な次元の問

  • サルでも分かる人文科学/社会科学/自然科学の見分け方(分割図つき)

    このエントリーは、経済学を人文科学のひとつにしている人(バカ)がいる、という「驚き」から書かれた。 少し弁護しておくと、人間、自分と近い立場については細かく分けて見るが、自分から遠くなるほど「いっしょくた」に見えるものである。 たとえば理系の人にとっては「文系」はすべからく同じに見えるのかもしれない(逆に文系からは「理系」はすべからく同じに見えるのかもしれない)。 まあ、しかし最初から、そう決めつけるのはあまりに失礼だ。 事実、個人的に意見を交わすことのある「理系の人」は、人文科学や社会科学についても実に多くの知識と見識を持ち合わせている。 では「経済学を人文科学のひとつ」として扱う人間が、特別に知識に欠けアタマが悪く、新聞の論説記事はもとより4コママンガのオチもわからないというのだろうか(論説記事の方はしばしばオチがないけれど)? とりあえず分割図を描いてみた。 (1)理系/文系の区分…

    サルでも分かる人文科学/社会科学/自然科学の見分け方(分割図つき)
    buckeye
    buckeye 2010/02/12
    ①理系/文系、②humanities/science、③essentialism/constructivism
  • 「社会科学は役に立たない」という信念は、自己成就的予言となっているー『日本の社会科学を批判する―OECD調査団報告』(講談社学術文庫)

    1975年6月、OECD科学技術政策委員会の「社会科学の開発と利用」に関する調査団が日に派遣され、2年後『日の社会科学政策』と呼ばれる報告書が作成された。 この報告書は、日の政策形成システムや大学やシンクタンクなどの研究機関、中学高校を含む教育システムなど広範な分野について、極めて厳しい評価と多くの提言を行った。 報告書が多くの反響を引き起こしたこと、特に日の社会科学者から反発を招いたこと、それにもかかわずその後の日の状況は、いくつかの改善がなされたにせよ、四半世紀経った現在も根的には相変わらずであることなど、取り上げるべきトピックは多いが、報告書の詳細な分析にふれる前にまず気づくのは、調査団及び報告書を最終的にまとめたOECD科学技術政策委員会事務局の前提と、調査の対象になった日の社会科学の現状に対して責任を持つ人々との間に横たわる大きなギャップである。 すなわち、報告書の

    「社会科学は役に立たない」という信念は、自己成就的予言となっているー『日本の社会科学を批判する―OECD調査団報告』(講談社学術文庫)
    buckeye
    buckeye 2010/02/12
    「社会科学は役に立たない」という信念は、自己成就的予言となっている。
  • 菅直人財務相VS財務省の「15年戦争」を考える(後編) - かみぽこぽこ。:楽天ブログ

    2010年01月23日 菅直人財務相VS財務省の「15年戦争」を考える(後編) カテゴリ:カテゴリ未分類 さて、後編です。 「大蔵省解体論」を 何とか避けたい 主計局は、 「大蔵省与党改革プロジェクトチーム」座長、 伊藤茂(当時、社民党政審会長) に対して、 「大蔵省金融部局の改革」 を提案した。 (ただし、提案したものは 大蔵省からの金融部門の分離ではなく 銀行局、証券局、国際金融局の再編成という 内部改革だったけど)。 当時、連立与党の中で、 社民党はどちらかというと 中立的な立場にいた。 社民党は一般的に 大蔵省と疎遠だったと 見られがちだけれども 実際には、社会保障や福祉の 補助金の予算獲得で 大蔵省とは密接な関係にあった。 だから、伊藤さんには 「大蔵省解体」のような 過激な発想はなかった。 その一方で、社民党は 55年体制下で 長年の宿敵であった自民党と 連立を組んだことに対し

    菅直人財務相VS財務省の「15年戦争」を考える(後編) - かみぽこぽこ。:楽天ブログ
    buckeye
    buckeye 2010/01/25
    菅こそ15年間に渡り財務省と激しく闘い、財政金融分離を実現し、主計局分離に最も執念を燃やしてきた政治家/ 国家戦略局も歳入庁も新しい政府税調も財務省にとって都合が悪くない