KJ法には、一望する、並べ替える、突き合せる、名付ける、という知的作業の4エレメントがすべて含まれている。 だが、なかなか使いこなすまで行く人は少ない。 やってみたことはあるけれど、平凡な結果に終わったという経験が、多くの人にあるのではないだろうか? KJ法を説明することは、「なぜあなたがやるKJ法はうまく行かなかったか」を説明する事に、ほとんど等しい。 一番よくあるのが「分類という病」だが、あるファシリテーターは「分類」をたしなめるのではなく(そうするとかえって「治療抵抗」が引き起されるだけなので)、あえてさらに「分類」に追い立てる事で、この罠を抜けるところまで持っていく。病気の経過を速度を上げて通り抜けさせるところなど、なかなかおもしろい。 ワークショップ形式でやる場合、参加者に持って来てもらうのは、ジュースの空き缶。とりあえず1グループ100個くらいは欲しい。 最初は細かい指示も暗示
![空き缶でKJ法をやってみるとこんな良い事がある/分類という病をいやすために](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/659a2e5aa88a9c160def97d15f9b00684de8cc33/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblog-imgs-55.fc2.com%2Fr%2Fe%2Fa%2Freadingmonkey%2F2brain_biggests.jpg)