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ブックマーク / readingmonkey.blog.fc2.com (3)

  • 一家につき2軒?「家余り」日本を管理放棄不動産が襲う

    かつて、「管理放棄不動産」といえば、不動産収入でえるようになって耕作されなくなった農地や、安い木材の輸入によって木材価格が下落し伐採がペイしなくなった山林のことを指していた。 しかし近年、管理放棄された住宅が、耳目を集めるようになってきている。 人口減少がしぶしぶながら認められはじめた頃、ある学会は今後の世帯数減少と住宅ストック数の供給トレンドから、2、30年のうちに、世帯数が住宅ストック数の1/2になる、すなわちただ数だけを考えるなら1世帯あたり2軒という、猛烈な「家余り」が生じると算出した。 もちろん住宅の供給は、その時々の景気動向や不動産価格に左右される。「家余り」=過剰供給自体が、住宅価格の下落というシグナルを発して、供給に抑制がかかることも予想される。ドラスティックな事態がそのまま生じるとするには留保がいる。 しかし、人口減少や高齢化は、場所によって差が大きい。「家余り」効果は

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  • 空き缶でKJ法をやってみるとこんな良い事がある/分類という病をいやすために

    KJ法には、一望する、並べ替える、突き合せる、名付ける、という知的作業の4エレメントがすべて含まれている。 だが、なかなか使いこなすまで行く人は少ない。 やってみたことはあるけれど、平凡な結果に終わったという経験が、多くの人にあるのではないだろうか? KJ法を説明することは、「なぜあなたがやるKJ法はうまく行かなかったか」を説明する事に、ほとんど等しい。 一番よくあるのが「分類という病」だが、あるファシリテーターは「分類」をたしなめるのではなく(そうするとかえって「治療抵抗」が引き起されるだけなので)、あえてさらに「分類」に追い立てる事で、この罠を抜けるところまで持っていく。病気の経過を速度を上げて通り抜けさせるところなど、なかなかおもしろい。 ワークショップ形式でやる場合、参加者に持って来てもらうのは、ジュースの空き缶。とりあえず1グループ100個くらいは欲しい。 最初は細かい指示も暗示

    空き缶でKJ法をやってみるとこんな良い事がある/分類という病をいやすために
  • [英語]主張は現在形、データは過去形、先行研究は現在完了形で書かれている

    英語の論文を読むと、 ・主張は現在形 ・データは過去形 ・先行研究は現在完了形 で書かれていることが多い。 なんとなれば、 ・「主張」は、(領域が限定的で条件付きであっても)普遍妥当的な命題を ・「データ」は、その作り方を込みで、どういう風に実験したか、調査したか、という既定事実を、 ・「先行研究」は、論文が、どんな学問的ネットワークの中でどう位置づけされるのかを述べているからである。 過去時制と現在完了の違いが分からないという人には、上のような話をする。 しかし論文を書いたことがない人もいるので、ピンと来ない場合もある。 そんな時には、次のような話をする。 I didn't see her this morning.  過去時制 I haven't seen her this morning. 現在完了 どちらの文でも、I(私)は、今朝、彼女に会っていない。 両者の相違は、だから別のと

    [英語]主張は現在形、データは過去形、先行研究は現在完了形で書かれている
    bull2
    bull2 2010/02/27
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