フラッシュメモリーを使ったSolid State Drive (SSD)の容量が160GBに到達し、市場価格も下がってきたことにより、ハードディスクの代替品としてSSDを使う用途がいよいよ現実味を帯びてきました。低容量のものなら既にiPodやデジカメ用のメディアなど身の回りにも普及しており、市場ではすでに「破壊的イノベーション(「イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき」より)」が起こっているといえます。(HDD搭載のWalkmanとか既に滅んでいる例もあるし。。。)
来年のバレンタインデーに、正確には「2009-02-14T08:31:30+09:00」に、UNIX時間が「1234567890」を迎えることを発見してちょっと嬉しいmikioです。さて、今回は高効率ハッシュデータベースサーバTokyo Tyrantを用いてHAハッシュデータベースを構築する手法についてご紹介します。ちょっと難しいし非常に長い内容なのですが、最後までお付き合いくださいませ。 可用性と保全性 HA(High Availability:高可用性)とは、可用性(Availability)が高いことです。それでは説明になっていないので詳しく言い替えますと、システムに障害が起きにくくすることと、たとえ障害が起きたとしてもできるだけ迅速に復旧できるようにすることです。データベース系のシステムはユーザのデータを管理するという中核的役割を担うため、可用性を高めることは最も重要な課題となりま
この歳になって初めて参加…とは言っても諸般の事情で申し込みは本日のみ。しかも午前中に出勤したせいで生 Joel を見逃したのが悔しい。何でも立ち見が出る程の大盛況だったとか。 マインドマップを午後いっぱい一所懸命取っていたせいで、久しぶりにペンダコが出来る位置が痛くなった。以下、マインドマップに書いたモノを元に記憶を再構成してみようと四苦八苦した結果を挙げておく。 【13-B-3】ふつうの Ruby プログラマに贈る Ruby プログラミング講座 Ruby プログラマじゃないけど聴いてきた。で、Ruby プログラマじゃなくても楽しかったし参考になった。 全体を通じての最大のヒットは「意図を明確にすべく適切な制御構造を使え」ところ。これ重要だと思う。アホな連中に「コーディング規約」とかを作らせると、真っ先に出てくるのが「解りにくくなるから if / while に限定汁」ってモノ。でも実際に
PostgreSQLグローバル開発グループは4日 (米国時間)、オブジェクト指向リレーショナルデータベース管理システムの最新版「PostgreSQL 8.3」をリリースした。同プロジェクトのWebサイトでは、各種OSに対応するソースコードのほか、Windows、Red Hat Linux、Solaris用のバイナリパッケージが公開されている。 今回のリリースでは、Heap Only Tuples (HOT) を新たにサポート。テーブルやインデックスの肥大化が抑制され、大規模データベースにおける更新処理性能が大幅に向上、管理上のオーバーヘッドの3/4が取り除かれるという。同期スキャンにも対応、複数のセッションが同時に巨大テーブルを順スキャンするときの性能向上に貢献する。 システム全体のパフォーマンス低下を防ぐ目的で、「負荷分散チェックポイント」も追加。定期的にデータベースバッファとデータベー
DSのスターフォックスというゲームにはまりまくりのmikioです。最近社内外で「俺ストレージサーバ」を作るのが流行っているようなので私も参戦してみました。今回はDBMのネットワーク層をほぼスクラッチで作った話をします。 Tokyo Tyrant Tokyo Tyrant(以下TT)はTokyo Cabinet(以下TC)をラップしてネットワーク越しに操作できるようにするツールです。キャビネット(内閣)を傀儡にするタイラント(僭主)ということで名付けました。ダウンロードはこちら。 TCは高性能なDBMで、マルチスレッドモデルで高い並列性を実現していますが、逆にマルチプロセスモデルだとファイルロックがかかるので並列性が低くなってしまいます。つまり、書き込みモードでデータベースにアクセスしているプロセスがいると、その間は他のプロセスがデータベースに接続しようとするとブロックされることになります。
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