リクルート住まいカンパニーが主催した性的マイノリティへの理解を呼びかける「LGBT理解研修」に、著書「職場のLGBT読本:『ありのままの自分』で働ける環境を目指して」(共著)が好評の虹色ダイバーシティの村木真紀氏が登壇。これは、同社に勤務するLGBT当事者による新規事業提案を受け実施したもので、「知っておきたい”LGBT”」と題し、グローバルにおけるLGBT対応への機運の高まりを紹介し、日本企業でも性的マイノリティへの支援を広げてほしいと訴えました。また、「LGBTの7割が学校でいじめを経験している」といった事実を公表し、社会問題の背景にLGBTの問題があることへの理解を求めました。 同性婚ができないことのデメリット 村木真紀氏(以下、村木):ここからは私のパートで、「その人たち(LGBT当事者)が社会的にどんな問題を抱えてるの?」って部分ですね。ぱっと思い浮かぶのは、性別の変更は大変とか