1月16日、トランプ次期米大統領は、ドイツの自動車大手BMWがメキシコの新工場で生産を計画する米国向け自動車に35%の国境税を課す方針を示した。写真はロゴ、昨年3月撮影(2017年 ロイター/Chaiwat Subprasom) [ベルリン 16日 ロイター] - トランプ次期米大統領は、ドイツの自動車大手BMWBMWG.DEがメキシコの新工場で生産を計画する米国向け自動車に35%の国境税を課す方針を示した。 独紙ビルト日曜版にインタビューでの発言の抜粋がドイツ語に翻訳されて掲載された。 BMWの広報担当者によると、同社はメキシコのサン・ルイス・ポトシの工場で2019年からBMW「3」シリーズを世界市場向けに生産する計画。現在3シリーズはドイツと中国で生産されている。 トランプ氏は同紙のインタビューで、BMWは米国で新工場を建設すべきだと述べ、その方が同社にとって「ずっと良い」との見解を示