2017年8月に米ヴァージニア州シャーロッツヴィルで、白人至上主義者とそれに抗議する人たちが激しく衝突し、女性が1人死亡するきっかけとなった、旧南部連合軍の将軍の銅像が10日午前、撤去された。 南北戦争で奴隷制維持を掲げる南部連合の軍を率いたロバート・E・リー将軍の銅像は、台座から降ろされトラックで倉庫へと運ばれた。市の呼びかけで集まった人たちは歓声を上げながら見守った。 クレーン車が像に近づくと、ニクヤ・ウォーカー市長が、像の撤去は国全体への大事な合図になると演説した。「この像の撤去は、小さい一歩になる。経済的利益のため進んで黒人を破壊したシャーロッツヴィルとヴァージニアとアメリカが、自分たちの罪と取り組むのを助けるという目標に向けて」と、市長は強調した。
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