富士通は、CAD/解析ソフト/部品データベースなどの製造業のものづくりを支援する同社のソフトウエア群や、ものづくりを革新する同社の新しいサービス群を、同社データセンターからクラウドサービスとして提供する次世代ものづくり環境「エンジニアリングクラウド」のサービスを、2011年10月から順次開始する。富士通研究所(本社川崎市)が開発し、富士通アドバンストテクノロジ(同)が実用化した世界最高レベルの高速画像圧縮技術「RVEC」を採用したもので、設計データなどの大量なデータやアプリケーション・ソフトなどをクラウド基盤に集約できる点が強み。同サービスを用いると、専用ワークステーションを必要としていた重い処理がノートパソコンやスマートフォンから利用可能となる。