B:昨年放送されたある情報番組で、結果を出すコンサルの達人が紹介されていたのをご覧になりました? そこに1人の野菜ソムリエが“スター農家育成プロジェクト”の一環で中国地方の桃農家に派遣されるんです。農家の方はその土地ならではの白桃を全国に広めたいと希望するのですが、その野菜ソムリエは「あなたの希望は関係ない」「お客にどんなものを提供したら喜ばれるかを考えなさい」とアドバイスするんですよね。消費者目線のもっともらしい意見に見えますが、これは地方創生に携わるうえでは絶対に言ってはいけないこと。なぜなら、根本的な解決にならないから。野菜ソムリエが消費者の代表として振る舞いながらアドバイスをする限り、農家さんはこの野菜ソムリエに頼らざるをえません。地方創生交付金がカットされて、野菜ソムリエに依頼できなくなったら元の木阿弥です。専門家がいなくなっても、美味しい桃をつくって売り上げを伸ばしていけるよう
![流行の「自虐PR動画」で悪影響も “優良”地方創生コンサルの条件 | AERA dot. (アエラドット) | AERA dot. (アエラドット)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/cfb393f412b62b69a04dfd9a749fd5e3cd5a291e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Faeradot.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fc%2Ff%2F1200xm%2Fimg_cf1d03d8735c884fd8157e02ae64a02b74780.jpg)