この記事は,「日経エレクトロニクス」と「日経バイト」が刊行した別冊『組み込みソフトウエア2006---品質管理と開発技法の実践的改革A to Z』の掲載記事を抜粋したものです。詳細はこちら。 次に,テスト・レビューの基本を解説しよう。実は,テストとレビューで考えるべきことは,かなり共通している。テストでは,テストを実施する前に,テスト項目をきちんと設計しなくてはならない。レビューでも,レビューを実施する前に,指摘項目をきちんと設計すべきである。行き当たりばったりのテストやレビューをしている限り,少ない手間で危険なバグを早くたくさん検出できるようにはならないし,テストやレビューの改善にもつながらない。 テストのやり方にはいくつかの工夫がある(図4)。まず,なるべく網羅性を落とさずに手間を減らし,たくさんバグを検出する方法がある。直交配列表を用いる方法や,All-pair法などが知られている。
現代のソフトウェア/サービス開発で構成管理が重要になった5つの理由:DevOps時代の開発者のための構成管理入門(1)(1/2 ページ) 「DevOps」という言葉にもあるように、ソフトウェア構成管理は、インフラ運用に取り入れられるなど、変わりつつある時代だ。本連載では、そのトレンドにフォーカスして、現在のソフトウェア開発に有効な構成管理のノウハウをお伝えする もはや以前の「構成管理」ではない ソフトウェア構成管理はソフトウェア開発の現場で一般的になってきましたが、それを取り巻く状況は2000年代中盤と比較して、ソフトウェアビジネスのトレンドや使用するツールなど、ずいぶんと変わってきています。 読者の方の中にも「Gitそろそろ覚えないといけないのかな?」「Jenkinsって何がうれしいのだろう?」「開発のサイクルが以前より短くなって大変だな」などと感じていらっしゃる方もいらっしゃるのではな
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