みずほフィナンシャルグループ(FG)は2017年5月15日、決算会見後に開催した投資家向け説明会で、システム統合プロジェクトの総投資額が4000億円台半ばに膨らむ見通しであることを明らかにした。品質確保のため、テスト工程を強化したことが主な要因だとし、「トラブルによるものではない」(みずほ銀行)という。 みずほFGは2016年11月に、開発完了時期を数カ月間延期すると発表。開発期間の延長に伴い、投資額が当初予定の3000億円台前半から3000億円台後半になると説明していた。今回、品質強化の一環でテストを繰り返し実施するといった対処を取ったことから、投資額が4000億円台半ばに達する見通しになった。当初の見込みから1000億円以上、コストが増えた計算になる。 みずほ銀行は2002年4月、旧第一勧業銀行、旧富士銀行、旧日本興業銀行が合併して発足した。3行のシステム統合に際しては、2004年12
「ランサムウエアのせいで社内システム壊滅」「出社したらランサムウエアでいくつかシステム止まってた」「ランサムウェアのせいで社内システム停止してる」――。 2017年5月15日朝、Twitterには上記のようなツイートがいくつもあがった。5月12日に発生した世界的なランサム(身代金)ウエア攻撃が週明けの日本に被害をもたらした証左だ。 日本のインシデント(事故)情報を収集・対応するJPCERTコーディネーションセンターが海外組織からの連絡を集計したところ、5月13日正午時点で約600カ所、2000端末が感染したと分かった。「5月15日も数件の感染連絡があった」(広報)。 企業や団体のセキュリティ外部監視サービスを提供するラックは5月12日から感染端末を検知し、5月15日午後3時時点で2社の100台以上の感染を確認している。5月14日に緊急で注意喚起を出した情報処理推進機構(IPA)には5月15
「ランサムウエアのせいで社内システム壊滅」「出社したらランサムウエアでいくつかシステム止まってた」「ランサムウェアのせいで社内システム停止してる」――。 2017年5月15日朝、Twitterには上記のようなツイートがいくつもあがった。5月12日に発生した世界的なランサム(身代金)ウエア攻撃が週明けの日本に被害をもたらした証左だ。 日本のインシデント(事故)情報を収集・対応するJPCERTコーディネーションセンターが海外組織からの連絡を集計したところ、5月13日正午時点で約600カ所、2000端末が感染したと分かった。「5月15日も数件の感染連絡があった」(広報)。 企業や団体のセキュリティ外部監視サービスを提供するラックは5月12日から感染端末を検知し、5月15日午後3時時点で2社の100台以上の感染を確認している。5月14日に緊急で注意喚起を出した情報処理推進機構(IPA)には5月15
2017年3月15日(日本時間)にMicrosoft製品に関する脆弱性の修正プログラム MS17-010が公表されました。 この脆弱性がランサムウェアの感染に悪用され国内を含め世界各国で被害が確認され、英国では医療機関において業務に支障が出るなどの深刻な影響が発生しています。 ランサムウェアに感染するとコンピュータのファイルが暗号化され、コンピュータが使用できない被害が発生する可能性があります。 今回観測されているランサムウェアは Wanna Cryptor と呼ばれるマルウェア (WannaCrypt, WannaCry, WannaCryptor, Wcry 等とも呼ばれる) の亜種であると考えられます。 ※ランサムウェアとは、「Ransom(身代金)」と「Software(ソフトウェア)」を組み合わせた造語です。感染したパソコンに特定の制限をかけ、その制限の解除と引き換えに金銭を要求
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