放射性物質に汚染された食品に対する風評被害について、何をどこまでを風評被害と考えるかは定まったものはないと思います。生産者側にとっても事前に反応は読めませんし、結果的に売れなくなると困りますので、どうしても萎縮する方向に反応しがちだと思います。次のニュースもそうした例の一つでしょう。 カツオの初水揚げ断念 福島・小名浜港、風評恐れ 魚拓福島県いわき市の「県旋網漁業協同組合」は21日、同市の小名浜港で予定していた今シーズン初めてのカツオの水揚げを、仲買人らの間で原発事故の影響による風評を懸念する声があるとして断念、千葉県の銚子港に水揚げした。産経新聞 2011.6.21 15:05 この件に関して「千葉県産」と偽装しようとしたのではないかと勘違いした方々もいらっしゃったようです。リンク先でも言及はされているが震災をきっかけに生鮮食品の産地表示制度に対する理解不足から*1風評被害につながってし