今、学校で情報リテラシー教育の最前線に立たされているのが、技術・家庭科の先生たちである。インターネットだからPCが扱える先生お願いします、ってな格好になっているわけだ。 技術・家庭で教える範囲は、とてつもなく広い。手元に文科省発行の「中学校学習指導要領解説 技術・家庭編」という冊子があるが、ここから教える内容を拾ってみると、材料と加工、エネルギー変換、技術と社会の関わり方、子育て、食生活、衣服、消費生活といった、生活知の項目が並ぶ。そしてそれらと並んで情報に関する技術として、情報通信ネットワークと情報モラル、コンピュータの構成と情報処理の仕組みなどが入っている。 中学校で行なわれている情報教育の現状を取材するために、筑波大学附属駒場中・高等学校の技術科、市川道和先生の元を訪ねた。筑駒と言えばもちろん首都圏最難関の進学校であり、今年マイクロソフトが主催する学生向けのグローバルITコンペティシ
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