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  • 感覚的に言えば、ラジオの人気番組の影響力は地上波テレビの不人気番組の影響力とほぼ同じである - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    chibama
    chibama 2015/07/30
    “全国のほぼすべての地上波ラジオが全国どこでもリアルタイムで聴ける…テレビ放送がこういうメディア環境になっても実現できないことをラジオが一足先に実現してしまっている…”
  • 「復興ブログの終了について」を読んで考えたこと - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    福島県いわき市小名浜に「アクアマリンふくしま」という水族館があります。福島県立で、正式名称は「ふくしま海洋科学館」といいます。ほんとよくできた水族館で、環境水族館と自らが名乗っている通り、海の生き物たちがどんな環境で生きているのかがとてもよくわかる水族館です。 昨年の3月11日に起こった大震災で、このアクアマリンふくしまも被害を受けます。そして、原発事故。津波による浸水で9割の魚が死亡して、セイウチなどの怪獣たちも他の水族館に避難したりしました。この一連の危機的状況の中で生まれたのがブログ「アクアマリンふくしま復興日記」でした。ブログのスタートの日である2011年3月31日の記事にはこんなふうに書かれています。 アクアマリンふくしま震災復興ブログをはじめました! 津波の影響で電源、ネットワーク機器が壊滅的被害を受け、正式ホームページで情報発信が困難になりました。 そのため、このブログでアク

    「復興ブログの終了について」を読んで考えたこと - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
  • ある違和感の正体 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    やっぱりね、「原発の是非」の話って違和感があるんですよね、今は。 別にやっちゃいけないっていう話ではないと思います。語るべきじゃない、だなんて僕は絶対に言いません。それは、僕がウェブでものを書く人だからです。僕が黙れと言うことは、僕が黙れと言われることと同じだから。だから、日のウェブが「不謹慎」さがしをしている空気になったとき、僕は、メディアの生態的な観点からの提言しかしなかったんです。「不謹慎」探しやめろ、とは言いませんでした。職業として、大小さまざまなメディアを眺めて来たからある程度はわかる。だから、メディアの生態的な傾向だけを書くことにしたのです。 たとえば、オープンなショートメッセージSNSであるtwitterは、震災直後、マスメディアの情報発信がまだ現実で起っていることに追いつかないときは、その敷居の低さと速報性から一定の役割を果たしたけれど、次第に批評、啓発、啓蒙の場になって

    ある違和感の正体 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
  • がんばれ、NHK_PRさん。応援してます。 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    そもそもの問いが愚問だけど、今、この状況で、広告人として何ができるか、と問われれば、NHK_PRさんみたいなことかな、と答えます。それくらい、NHK_PRさんの中の人の仕事は見事だなあ、と思います。あっ、中の人などいない、でしたよね。失礼しました。 twitterをやっていない人はわからないかもしれませんが、NHK_PRは、NHK広報局の公式twitterアカウントのこと。NHKの番組の広報ツイートをtwitterで日々届けておられます。twitterのアカウントページの自己紹介は、こんな感じ。 名称 NHK広報局(番宣・広報/ユルいです) 自己紹介 このたびの大きな震災では、皆さん長い緊張状態が続いているようで、様々なところに、イライラと批判と強い口調の言葉が流れています。だからこそ、このアカウントでは出来るだけ日常的なユルいツイートを心がけております。ご批判もあるとは思いますが、ご理解

    がんばれ、NHK_PRさん。応援してます。 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
  • ここ数日のこと - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    ブロガーなんだし、地震発生からこれまでのことを、自分のためにも備忘録として記録しておこうと思い、エディタを開いた瞬間、また大きな揺れ。震源は静岡東部。震度6強。東北地方太平洋沖で発生した地震だけど、今回は広範囲で次々と地震が起る。twitterでフォローしている方に、仙台在住の方もいる。お会いしたこともないし、やりとりもしたことはないけれど、たまに私のブログやツイートの言葉について言及してくださるので前から気になってはいて、その方のアカウントページを覗いては現状を確かめたりしている。現在進行形の被災の姿がそこにあって、胸が痛む。 11日の地震発生時、東京の勤務先にいた。強烈な横揺れだったけれど、感覚的には阪神淡路大震災に大阪で感じた揺れよりも若干弱く、その分、妙に落ち着いた気持ちでいた。不謹慎かもしれないが、この揺れではまだ大丈夫。そんな感覚があった。 twitterにアクセス。阪神淡路大

    ここ数日のこと - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
  • 続・リテラシー考 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    リテラシーについて考えるとき、ひとつの出来事を思い出します。職場にて。私の席の隣に座っている、年配のクリエイティブ・ディレクター。彼は仕事で調べものがあったらしく、私に、ちょっとこの言葉の意味、ネットで調べてくれないかな、と言いました。私はちょっとめんどうだなと思うものの、Googleを使ってその言葉の意味を調べ、彼に教えました。すると、彼は、私に次から次へと依頼をするようになってしまいました。 何回か、そうしたやりとりが続いたとき、少し先輩のアートディレクターが、かなり思い詰めた口調で、その年配のクリエイティブ・ディレクターに言いました。 「それくらい自分で調べたらどうですか。迷惑なんですよ。」 私はそのとき、確か、いえいえ、こんなの簡単だから別にかまわないです、とか言って、その場を繕ったりした覚えがありますが、今も脳裏に焼き付いているのは、その年配クリエイティブ・ディレクターの寂しそう

    続・リテラシー考 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
  • アイデンティティって、何? - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    アイデンティティという言葉を初めて知ったのは、確か中学校の頃。倫理の教科書で、心理学の項目で出て来たような気がします。エリクソンですよね。モラトリアムなんて言葉も紹介されていました。 なんとなく、「人間の成長にはアイデンティティ(自我の同一性)の確立が不可欠で、その確立までのモラトリアム(猶予期間)が、あなた方が今いる学生時代なんだから、偉人たちが残した知識をしっかりと学んでアイデンティティを身につけて、立派な大人になりましょう。」みたいな感じが嫌でした。その文脈で語られるアイデンティティという言葉が、とっても軽く感じられたんですね。 でも後に、エリクソンという人の人生がとってもややこしかったことや、その感受性も何か愁いのようなものがあることを知り、この言葉の印象が少し違ってきました。エリクソンの発達心理学はアメリカの心理学と紹介されるけれど、彼自身はドイツ生まれのユダヤ系デンマーク人なん

    アイデンティティって、何? - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
  • 梅田さんのインタビューのもやもやした部分 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    例のITmediaのインタビュー。インタビュアーの岡田有花さんが、梅田望夫さんの『僕自身がはてなの取締役でいる限り、「(ネットユーザーに対して)お前たち、こうしろよ」とか「こういうこと言ってるやつはよくない」と言うことは許されないんだなと思ったんです。』という発言に対して、『言えないんでしょうか。どう批判されても、言えばいいのでは。』と問いかけたことに対して。 それは僕の構え方の問題だね。やっぱり僕は、はてなが大好きだし、近藤には相変わらず期待しているし、みんなの批判を受けたように、「おまえたちが制度設計し、日語圏のネット空間が良くなるようにすればいいんだろう」と言われればその通りだし。そういうことを思ったよ。 今、近藤もブログ書いてないじゃない。彼だってアメリカから帰ってきてブログ書かなくなっちゃったじゃない。近藤に聞かないと真意は分からないけど。 はてなって特異なポジションにあるじゃ

    梅田さんのインタビューのもやもやした部分 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
  • 「それじゃ商売にならない」という言い方が好き - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    コピーでも、アートでも、デザインでも、レイアウトでも、絵コンテでも、企画でも、マーケティング戦略でも、なんでもそうですが、いろいろたくさん考えるけれど、その中で世の中に出るのはたったひとつだけ。しゃらっとテレビや新聞、雑誌なんかに登場する広告やプロモーションなんかの後ろには、たくさんの没アイディアが隠れています。能天気に歌って踊る、アホみたいなCMも、ほんとはけっこう苦労してつくっているのよねん、みたいなことを言いたいわけじゃなく、要するに、クリエイティブって「チョイス」だったりします、ということが今夜は言いたいのでした。 なんとなく英語で「チョイス」という言葉を使ってみましたが、つまりは、数多くのアイデアから選択をしているわけで、選択の裏側には「だめ、これはない」みたいなことがあるわけです。いわゆる「没」というやつですね。 アイデアを没にするためには、理由がいります。まあ、理由なく「没」

    「それじゃ商売にならない」という言い方が好き - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
    chibama
    chibama 2009/06/04
    〈「つくる本人のしあわせ」を「みんなのしあわせ」と高確率で合致させていくことができるようになっていく状態が、クリエイターとして「売れていく」という状態なんだろう〉
  • 「2008年広告費」雑感 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    総広告費 6兆6926億円(前年比4.7%減) テレビ  1兆9092億円(同4.4%減) 新聞   8276億円  (同12.5%減) ネット   6983億円  (同16.3%増) 折込   6156億円  (同6.0%減) DM    4427億円  (同2.4%減) 雑誌   4078億円  (同11.1%減) 屋外   3709億円  (同8.2%減) 交通   2495億円  (同3.7%減) ラジオ  1549億円  (同7.3%減) ネット広告費6983億円の内訳 検索連動広告費 1575億円 (同22.9%増) モバイル広告費   913億円 (同47.0%増) マス4媒体広告制作費    3254億円 (同5.2%減) ※内テレビ広告制作費 1959億円 (同3.3%減) ネット広告制作費     1610億円 (同14.0%増) 参考記事:2008年の国内ネット広告費

    「2008年広告費」雑感 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
  • ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね): 川瀬さんの言葉

    面識もないし、表現技術の分野で言えば、私はそれほど影響も受けていないのですが、とある外資系広告代理店のクリエイティブに川瀬稔さんという大先輩がおられました。ボルボのグラフィック広告「安全ピン」でカンヌグランプリを穫った人というと分かる人はいるんじゃないでしょうか。 コマーシャル・フォトという業界誌に今月の優秀作を集めたマンスリーというコーナーがあって、一人の評者が優秀な広告を批評するのですが、川瀬さんが評者だったときにお書きになったあとがきみたいな短い文章が頭の中から離れずにいました。少し辛口なその言葉は、いつも私の心のどこかを刺激しつづけていてました。 ずいぶん前の文章だから、もう読むことがないだろう、と思っていたのですが、今日、アートディレクターとその話をしていたとき、彼女はその雑誌の切り抜きをきちんとファイルしていて、再び読むことができました。辛口なので人によっては反発もあるかもしれ

    ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね): 川瀬さんの言葉
  • ♪仕事は自己実現のためにあるんやないんやで〜 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    お金を稼ぐためにあるんやで〜♪ 元ネタ、わかります?これです。ま、そんな「昭和の名曲」はさておき、自己実現についてぼんやり考えていることを、ぼちぼちと。やっぱり同じ仕事をするなら、自分が楽しくやれる方がいいし、その仕事が自己実現っぽい感覚でやれるにこしたことはないとは思うけど、仕事イコール自己実現ではないというのは、たぶん自明のことなんだろうと思います。 広告制作の仕事をしていると、そんな自己実現の欲求と仕事として求められるものの間で悶々とすることが多いです。制作スタッフを抱えるCD稼業はとくに。こんなふわふわした職種(実際はそうでもないですけどね)に入ってくるくらいだから、それなりに仕事であるべき自分をみつける、みたいな夢を持って入って来ているんだろうし、広告制作というのは、人が持っている自己実現のための欲求をビジネスに転用することで成り立っている商売だろうとも思うので、こんな身も蓋もな

    ♪仕事は自己実現のためにあるんやないんやで〜 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
    chibama
    chibama 2008/12/02
    仕事はお金を稼ぐためにある、と定義しましたが、それは何もお金を稼ぐために何でもやるという意味ではなく、お金をいただくに値する価値を創造するにはどうしていけばいいのかを考えることが、本来は、自己実現みたいなものにつながっていけばしあわせであるというだけで、その主客逆転はない、というだけ
  • 45年間、ずっと赤字だったんだ。 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    ちょっと古いニュースですが。 サントリーの佐治信忠社長は23日、朝日新聞のインタビューで「売り上げが伸びており原材料費の高騰分を補っている」と話し、ビール事業が08年12月期に黒字化する見通しを明らかにした。実現すれば63年にビール事業に格参入して以来初めて。 サントリー、ビール事業悲願の黒字化へ 参入45年で初 – asahi.com(2008年6月24日) へえ。そうなんですね。不勉強で知りませんでした。もう、とっくに黒字だと思ってました。萩原健一さんと和久井映見さんの「♪モルツ♪モルツ♪モルツ♪モルツ♪うまいんだな、これがっ。」のときも、松田聖子さんのスイートメモリーにのせてペンギンが歌ってたときも、「カンビールの空きカンと破れた恋は、お近くの屑かごへ。」のときも、ずっと赤字だったんですね。 サントリーの07年12月期の連結売上高は約1.5兆円で、ビール事業の売上高は15%の225

    45年間、ずっと赤字だったんだ。 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
  • 会社を辞めたいなあ、と思ったら、気休めに、このエントリを読んでみてくださいな。 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    私は広告会社のクリエイティブ局に勤めています。いわゆる制作職ですね。テレビCMとか、ラジオCMとか、新聞広告とか、雑誌広告とか、ウェブ広告とか、ポスターとか、パンフとか、チラシとか、いろいろ作っています。広告コンテンツっていうやつです。 クリエイティブとは言いますが、実際には、制作職というのは、地道な作業の連続だったりします。とはいいつつも、広告会社にとってクリエイティブは表向きのわかりやすい看板だったりするので、組織の中では、けっこうやり玉にあげられやすい職種だったりもするんですよね。 「業績がふるわないのはクリエイティブが駄目だから。」 そんな話になりがちです。でもって、全社あげてのクリエイティブ強化運動がはじまります。元気があるのは、クリエイティブ以外の人たち。自分のことを棚に置いて、どうクリエイティブを強化していくのか、様々な意見が出てきます。 かの海外有名クリエイティブエージェン

    会社を辞めたいなあ、と思ったら、気休めに、このエントリを読んでみてくださいな。 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
  • お疲れ様です。 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    なんていうか、今、とある仕事でいろいろあってちょっとトラブル中。脳内の危機感センサが発動中。パトライトがビュンビュン回ってます。いろんな人間関係があって、それぞれの思いがあって、それがすれ違ったり、ちいさな隙間が積み重なって、とんでもない大きさになって、ようやく気付いて、それをとりあえずパテで埋め埋めしているところ。 でも、今までだったら、めげちゃうところが、けっこう楽しんでいる自分がいるんだなあ。不思議。なんか、こういうとき、理由がどうであろうと責任はまずクリがとる。全国のクリのみなさん、そう思うでしょ。でも、いままでの経験から、とりあえずその流れがわかってるから、今は、自分がやるべきことがわかるんですね。そのぶん、なんか危機を楽しんでいる余裕があるんだな。 まあ、駄目なときは駄目だし、それはあがいてもしゃあないと思える分だけ、それを避けるすべを知っているし、なんか能でさくさく動けるん

    お疲れ様です。 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
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