「日本のコ・クリエーション アワード2013」でベストケーススタディに選出されたクラウドファンディング『zenmono』。その技術統括を担うのが宇都宮茂氏だ。彼が起業したのは44歳の時。もともとスズキ自動車の技術者だった彼は、なぜ起業を選んだのか。モノづくりに対する思いとその生き方に迫った。 ▼『zenmono』インタビュー第1弾 資金調達はゴールじゃない。クラウドファンディングの常識を打ち破る『zenmono』の挑戦。 やりたいことをやるのに遅すぎることはない。 最近だと若い起業家が注目されているが、年齢はさほど重要ではないのかもしれない。まして、スタートアップはIT・WEBの専売特許でもない。そんなことに改めて気づかせてくれたのが、モノづくり特化型のクラウドファンディング『zenmono』を運営する宇都宮茂氏の生き方だ。 宇都宮氏は、もともとスズキ自動車の技術者だった。スズキを退職後、