九州大学(九大)は10月4日、理化学研究所が所有し高輝度光科学研究センターが運用する大型放射光施設「SPring-8」での「4D観察」(3次元に時間を加えた、3Dでの連続観察のこと)を活用し、アルミニウムの真の破壊メカニズムを解明したと発表した。 成果は、九大大学院 工学研究院の戸田裕之 主幹教授らの研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、10月4日付けで米学会誌「Metallurgical and Materials Transaction」オンライン版に掲載され、11月1日発行の印刷版12月号にも掲載される予定だ。 金属に力を加えた場合、金属ごとに異なるが一定の力を越えると変形するようになり、そのまま力を加え続けて限界を超えると破壊に至る。その変形の過程では、金属材料内部に高密度に存在する微細な粒子の破壊から始まり、次にそれによってできた多数の「ボイド」(空洞)が徐々に成長し、最後に
ロシアのS2.720ロケットエンジンの運用マニュアルを海外から手に入れた。 総ページ数が相当あり、全てロシア語なので、理解がなかなかおぼつかないが、インジェクター部分だけ見てもなかなか面白い内容だったので、記述しようと思う。 なお、何故この様に作っているのかの記述が全くないので、以下は私の妄想考察の可能性があるのでご注意願いたい。 横の穴から酸化剤燃料が注入される形になっている。 内側は事前にC-C断面で示すように2箇所の流路から旋回流を発生させ流路を絞った後、下方に向かって噴射を行う。外側も事前に旋回流を発生させる。 д-д断面で示しているが、こちらは4箇所の流路から旋回流生成して流路を絞った後、下方に向かって噴射する。噴射後は同軸型インジェクターとして機能する。どうやらこの構造は、衝突型インジェクター(同時に旋回流を発生させる)と同軸インジェクターが混合した2重の混合機能を有したインジ
以前、水中で22分間も息を止め続けた男がギネス世界記録に登録されたことをお伝えしましたが、普通、人間が息を止めていられる限界は3分ほどです。 ところが、ボストン小児病院の研究チームは最大で30分間息をしなくても大丈夫になれる画期的な酸素注射の開発に成功しました。 研究チームによると、この酸素注射は脂質と酸素の粒子の混合物から構成されており、脂質内に酸素を閉じ込めることで大量の酸素を蓄えているといいます。この注射を静脈に注射することで、処置を受けた人間は15分~30分もの間、一切の呼吸をせずに血液中の酸素レベルを正常値で維持することができるといいます。 この注射に使われる脂質は、ビタミン、モノグリセリド、ジグリセリド、トリグリセリド、リン脂質などが含まれており、粒子の大きさは2~4マイクロメートル。血中で酸素を運ぶ赤血球の3倍~4倍の酸素を蓄えることができます。 研究チームは、呼吸器障害、心
「ナルセペダル」と書いても「それなんだ?」という人がほとんどでしょう。 熊本の鳴瀬さんが開発して彼が経営する熊本のナルセ機材(有)で生産しているアクセルとブレーキの改造ペダルだ。 すでに新聞やNHK、民放テレビ等でも取り上げられて、随分と注目されるようになった。すでに相当数の車が装着を済ませている。自治体によっては、装着費用の半額を公費負担している。 僕の友人の熊本市の(有)熊本オートサービスの村上社長が、開発当初から鳴瀬さんと一緒に普及に努めている関係で、エコピットヨコハマ玉野自動車は神奈川県で唯一の取り付け工場となっている。 写真が先日エコピットヨコハマ玉野自動車で作業したナルセペダル装着後のヴィッツだ。 要するにアクセルへダルとブレーキペダルはそっくり取り外して、ナルセペダルを装着するわけだ。 足で踏むペダルはブレーキのみ。右サイドにあるレバーはアクセルだ。アクセルは右足を右側に傾け
三菱重工業長崎造船所(長崎市)で昨年3月から建造が進められてきた最新型の海底資源探査船が完成し、26日、船体が関係者や報道陣に公開された。 長崎市の造船工場内で公開されたのは「ラムフォーム タイタン」(全長約104メートル、最大幅70メートル)。世界各地で資源探査を行っているノルウェーの企業からの注文を受け、約1年かけて完成させた。 調査時は、船体から超音波を発信。船尾に格納しているセンサー付きのケーブル(最長12キロ・メートル)24本を海中に入れ、超音波の反射時間などを測定し、地層内の天然ガスや石油の有無を調べる。船体は船尾にケーブルが数多く付けられるように、二等辺三角形に近い独特な形をしている。
以前DNAでは3Dプリンタで自動小銃のフレームを制作し、実際に射撃することに成功した人を紹介しましたが、そのデータをダウンロードして同じ実験を行った人が現れました。機械の設計におけるいわゆる「オープンソース」的な動きは着実に現実のものとなっているようです。 以前紹介した3Dプリンタ用AR-15用ロアレシーバーのデータをそのまま流用。 これを、P90などと同じ5.7㎜弾を使うAR-57のアッパーに組み込みます。 AR-57は弾倉が銃の上部に来るちょっと特殊なアッパーレシーバー。排莢は従来のマガジンウェルから下向きに行われます。 あとは元データに省略されているネジ穴などを処理する。刻印も省略されているので、今後追加したデータを公開するということです。 完成形。マグウェルについているのは弾倉ではなく薬きょう受け。 そして実際に発射しています。まず1発射撃したあと確認。そしてその後5発射撃していま
3月1日、米テキサス州の非営利団体が開発した「3Dプリンター銃」が物議を醸している。写真はロイターテレビの映像から(2013年 ロイター/Reuters TV) [1日 ロイター] 昨年12月に米コネティカット州で児童らが犠牲になった銃乱射事件をきっかけに、米国では銃規制をめぐる議論が盛んになっている。そんな中、米テキサス州の非営利団体が開発した「3Dプリンター銃」が物議を醸している。 「ディフェンス・ディストリビューテッド」は、ライフル銃AR-15のレシーバー部分の設計図を開発。設計図はダウンロードすることができ、3Dプリンターを使えばその部分の複製を作ることが可能だ。レシーバー部分が3Dプリンターで作られた銃も、本物と同じように発砲することができる。
人工知能のクイズ王、隠語を覚えすぎて一部メモリを消去されていた2013.01.20 16:007,503 福田ミホ くそったれとか。 IBMの人工知能「ワトソン」は、アメリカのクイズ番組「Jeopardy!」でふたりのクイズ王を破り、世界初の人間じゃないクイズ王になりました。本100万冊分もの知識を詰め込み、人間のクイズ王に対し勝率75%で圧勝していました。 でも、そんなワトソン君にもわからないことがあったようです。それは、どんな言葉は使って良いもので、どんな言葉は不適切かということです。 実はワトソンの開発中、研究チームリーダーのエリック・ブラウンさんはあることを試みていました。ワトソンを人間と対話可能なマシンにするなら、今どきの若者的言葉使いも理解すべきじゃないかと考えたのです。そしてそんな言葉の知識源として、彼らはオンライン辞書のUrban Dictionaryを選びました。Urba
デア・シュピーゲル Global Research 2012年12月16日 シュピーゲル・オンライン Nicola Abe ある兵士がクラス一番で卒業することを目指した。彼は成功し、ニューメキシコにあるアメリカ合州国空軍の特殊部隊に勤務する無人機パイロットになった。彼は何十人もの人を殺害した。ところが、ある日、もうこれ以上できないことに気がついた。 ブランドン・ブライアントは、エアコンで摂氏17度に保たれ、治安上の理由でドアを開けることができない長方形の窓のないトレーラーほどの大きさのコンテナの中で5年以上働いていた。ブライアントと同僚達は14台のコンピュータ・モニターと4つのキーボードを前に座っていた。ブライアントがニューメキシコでボタンを押すと、地球の裏側で誰かが死んだ。 コンテナは、コンピュータのブーンという音で満ちていた。それは空軍用語で言うコックピットとして知られている無人機の頭
By brdweb 8月にGoogleのセルフドライビングカー(全自動運転車、自律運転車両)が無事故で50万km弱を走行することに成功したと報告がありました。これはネバダ州でテスト走行が行われた成果ですが、続いてカリフォルニア州でも自律運転車両の公道走行を認めてナンバープレートを交付する方針が打ち出されました。 California to license self-driving cars | TG Daily Self-Driving Cars Approved by California Legislature - US Business News - CNBC 自律運転車両は現在、Googleがネバダ州でテスト走行を行っています。2011年に自律運転車両の公道走行を認める法案が可決され、2012年5月にナンバープレートが実際に交付されました。 カリフォルニア州でも同様の法案が満場一
軽自動車より小さい1~2人乗りの「超小型車」が、年度内にもナンバーを付けて公道を走れる可能性が出てきた。国土交通省は「買い物弱者」とされる高齢者対策や、観光地の「足」としての利用を想定し、新たな自動車市場の誕生に期待を寄せる。これに対し、メーカーが開発に本腰を入れる気配はなく、民間側のビジネスは盛り上がりに欠ける。官主導で普及を目指す超小型車には、本当に必要とする人がどのくらいいるかという市場性の視点が抜け落ちていて、軽自動車を凌ぐ市場に育てるにはハードルも高い。(フジサンケイビジネスアイ)高齢者に優しく 「静かで乗り心地がいい。低炭素型のまちづくり実現に普及が進んでくれれば」。国交省が18日開いた国内5社が開発中の超小型車のイベント。父親譲りの“省エネルック”をまとった羽田雄一郎国交相が試乗し、宣伝役を買って出た。 超小型車デビューのシナリオは、いわば国と地方自治体の合作といえる。始まり
■ ダウンロード違法化反対家の知られるべき実像 あるきっかけで、あるダウンロード違法化反対家の人の、自宅のものと思われるIPアドレスを知ってしまった。知ることができたのは、2007年と2008年のいくつかのある日におけるIPアドレスである。そのIPアドレスを手元のWinnyノード観測システムの接続ログと突き合わせてみたところ、5回の日時において、WinnyノードのIPアドレスとして観測されていたのを見つけた。 それらのIPアドレスがソースとなっていたキーを抽出し、16日の日記の方法で視覚化したところ、図1のとおりとなった。 他の区間でどうだったかを調べたいところだが、2007年の部分と2008年の部分では、ISPが異なっており、ポート番号も「4857」と「3857」という具合*1に違っていた。 一般的に個人宅に割り当てられるIPアドレスは時々変化しており、それを追跡することは通常、簡単でな
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