いろいろなメディアと打ち合わせをしていると、たまに違和感を感じる。 雑誌でいえば「とりあえず、書いてください」的なノリで依頼されるケースだ。 彼らはたぶん、主張の中身までは理解出来ていない。 実際、編集者にせよプロデューサーにせよ、自分の意見はまったくなくて、そこそこ知名度 がある人を並べておけばそれでいいんだろう的なスタンスの人は多い。 たとえば以前、“派遣切り”が流行った時に雇用問題のムック本の企画話があったのだが、 執筆者の一覧を見ると、エコノミストや労働経済学者にくわえ、共産党やらなんとかユニオン みたいなのも混じっている。 全然統一性がないから「ところであなた自身はどう考えているのか?」と聞いてみたら 「全然わかりません」と笑顔で返された時は、さすがにバカバカしいので参加を断った。 「いろんな立場の意見を幅広く取り上げるのが我々の役目だ」と言っていたが、それって 自分たちが不勉強
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