台湾在住の書体研究者、柯 志杰さんの新連載「定番カレンダー!の旅」をお送りします。旅先でみつけたその国らしさあふれる「定番カレンダー」第1回目はミャンマーのカレンダーです。
台湾在住の書体研究者、柯 志杰さんの新連載「定番カレンダー!の旅」をお送りします。旅先でみつけたその国らしさあふれる「定番カレンダー」第1回目はミャンマーのカレンダーです。
松田は東北地方の南部(青森県東部、岩手県北中部)を拠点に活動する若きイタコ(南部イタコ)である。イタコは死者の霊魂を憑依させ、縁者と対話させる「口寄せ」で知られる。日本の伝統的なシャーマン(呪術師、霊媒師)の一種だ。イタコは口寄せのほかにも「お祓い」「占い」「神事」なども行う。「見えざる世界」との媒介者である。 イタコに近い存在として、日本では沖縄地方のユタ(巫女)やノロ(祝女)、韓国では土着宗教ムーダン(巫堂)などがある。 「あの世ではどういう生活を?」 玄関を開けると、松田が姿を現した。髪を後ろで束ねた、一見すると普通の40代の主婦だ。誘われたのは祭壇のある奥の座敷。白い法被を羽織った松田は奇妙な数珠を持っていた。その風情はいかにもシャーマン然としたものだ。辺りの空気がピンと張りつめた。 数珠はムクロジの木でつくられた特殊なもの。両端には熊の爪やオオカミの骨、小動物の頭骨、古銭などがぶ
In February 2009, a Twitter user called @popelizbet issued an apparently historic challenge to someone called Colin: she asked if he could “mansplain” a concept to her. History has not recorded if he did, indeed, proceed to mansplain. But the lexicographer Bernadette Paton, who excavated this exchange last summer, believed it was the first time anyone had used the word in recorded form. “It’s been
冬場の競馬にとって大きな問題になるのは雪。雪の上を走ると馬が滑って騎手とともにケガをする恐れがあるため、レースができなくなる。2月12日のJRA・小倉競馬が開催中止となり、翌日に順延となった。 一方で、地方の佐賀競馬が降雪を乗り越え、無事に開催を終えた2月6日の佐賀記念。幸英明騎手騎乗のルールソヴァールが4馬身差で圧勝したが、その裏には関係者の大変な苦労があった。 佐賀競馬の看板レースといえば、地方交流重賞の佐賀記念とサマーチャンピオン。佐賀記念は2009年にスマートファルコン、2013年にホッコータルマエと、JRAのダートのスターホースが勝っており、競馬ファンの注目度が高い一戦だ。だが、その日の開催が雪で中止となれば、佐賀競馬サイドにとっても大きな痛手となっていた。 前日から雪予報。開催のためには普段以上にコースの入念な整備が必要で、馬場担当は午前0時に出勤。未明の段階で馬場に3、4セン
とんこつラーメンブームを巻き起こし、環七ラーメン戦争を巻き起こした伝説の名店「なんでんかんでん」(以下、なんでん)を覚えているだろうか!? 1987年にオープンし、数年でたちまち大行列店に。お店の前を通る環七には、当時は大らかだった路上駐車があふれ、交通整理が要るほどの大繁盛店となった。 経営者である川原ひろし社長は、元々歌手を目指し上京し、司会業やお笑いもこなすエンターティナーであったこともあり、2001年出演の『マネーの虎』をはじめ、テレビ番組でタレントさながらに活躍したことも記憶に新しい。 しかし、その後、路上駐車が厳しくなったり、不況も相まって、2012年に閉店した。 そもそも、なんでんが名店になったのは、東京にとんこつラーメンという食べ物を持ち込んだ功績による。 本場博多の長浜ラーメン最大の魅力は、とんこつのみを何日も煮込むことで生まれる、独特のクセになるコクにある。しかしその副
人文系のM2。先日修論を提出し、報告会も終え、修了がほぼ確定した。 修論の出来はひどい。本当にひどいものだ。半永久的に地層処分するレベルでひどい。 それでも通して(追い出して)くれた先生方のご厚情に感謝するしかない。 来春からは、地元(九州)の役所に就職する。 地元では超安泰のコースに乗れたわけだ。 これから友達作って、BBQでも行って、嫁さんもらって子供つくって暖かな家庭を…… 悪くない。 ぜんぜん悪くないのだが、 近い将来、「俺の人生こんなもんじゃねえ!!!」って自意識が暴走しそうで怖い。 役者になりたかった。 それで、暴力的なまでのコンテンツ集積力がある東京、の大学に進学した。 迷わず演劇サークルに入った。外部のワークショップや公演に顔を出し、名を売ろうとした。 小劇場界で見たものは、死屍累々だった。演劇しか残っていない人たちが、不安をかき消すために日夜狂乱する。 ここは無理だ、と見
鎌倉の小町通りに、「奈可川」という小料理の店がある。小林秀雄先生行きつけの店のひとつで、私たちも何度も連れていってもらったが、この店で先生のいちばんの目当ては「菊千歳」という灘の酒だった。先生は、この「菊千歳」が飲みたい一心で「奈可川」を贔屓にしたといってもいいほどの惚れこみようだった。 その「菊千歳」を飲みながら、日本酒についてのあれこれもたびたび聞かせてもらった。何事であれ、すべて先生を模倣すると決めていた私は、酒の飲み方も可能なかぎり先生に倣おうとした。先生とはちがって勤め人であったから、午後はいっさい水分をとらないといったところまでは真似しきれなかったが、先生が、これはいいと言われる日本酒の味は、しっかり舌に覚えこまそうと気を張った。こうして「菊千歳」は、私が最もなじんだ酒になった。 そのうちすぐさま勢いがつき、「菊千歳」に鍛えてもらった自分の舌を試そうと、二十代から三十代、四十代
宮城や福島で炊き出し100回、なぜならそれがジハードだから。被災地でカレーをふるまい続けたムスリムたちの話 大塚にある細長いモスク JR大塚駅から徒歩5分ほど、商店街を抜けたところにその小さなモスクはある。「マスジド大塚」だ。「マスジド」とはアラビア語でモスクを意味する言葉。モスクはムスリム(イスラーム教徒)のための礼拝所である。このマスジド大塚が創立されたのは2000年のことだ。 私が初めてこの場所を訪れたのは4年前のこと。持ち金が尽き、泊まる場所がなくなったナイジェリア出身の難民申請者がモスクでお世話になっていたときのことだった。その日は外国から来た難民だけでなく、日本人のホームレスの方たちもモスクで寝泊まりしていた。 マスジド大塚。小さなドームとミナレット(尖塔)が目印 モスクというとトルコの「ブルーモスク」のような豪華絢爛なイメージもあるが、マスジド大塚は質素なつくりをしている。横
第62回有馬記念を制したのはキタサンブラックと武豊有馬記念発走の約55分前、1人パドックへ向かう武豊 クリスマスイヴに行われた第62回有馬記念はキタサンブラックが優勝。武豊騎手が1番人気に応える見事な手綱捌きでヴィクトリーロードをいざない、同馬のラストランを飾ってみせた 。 快晴ながらスタンドは影に覆われ、肌寒さを感じる気候の中、午後3時25分に運命のゲートが開いた。 3日前に行われた枠順抽せん会で、絶好の2番枠を引き当てた武豊。「(出遅れないように)1番緊張した」というスタートを決めると先頭に立ちライバルとなる15頭を引っ張った。 他馬にはマークされるが、肉を切らせて骨を切るのはこの馬の得意とする戦法。これにペース感覚も抜群の天才騎手が乗って誘導しているのだから正に鬼に金棒。序盤は12秒前後のラップで飛ばし、中盤13秒台に落とすと、後続馬たちは金縛りに合うように手も足も出せない。そうこう
11月20日、ディーマジェスティの引退、種牡馬入りが発表された。 同馬は2016年、皐月賞のほか共同通信杯とセントライト記念に優勝。G1勝ちは1つだけであったが、実は本来ならそれらの勝利は無くてもおかしくはなかった。1人の男の馬を愛する強い気持ちが奇跡を起こした結果、歴史を作った。そんな馬だったのだ。 2016年の皐月賞。ゴール前、力強く抜け出しG1ホースとなったディーマジェスティ(中央、ピンク帽)良血馬に襲い掛かったアクシデント 2016年4月17日。1人の男から電話が入った。電話の主は感慨深げに言った。 「あの馬の血統が、花開くとはねぇ……」 話は1996年まで遡る。 この年の4月28日、東京競馬場で行われた芝1600メートルの未勝利戦。1頭の良血の牝馬がデビューした。岡部幸雄を背にして、既走馬相手に1番人気に推された同馬だが、結果は5着に敗れた。 兄にイギリスのダービー馬ジェネラス、
JIC(ジェーアイシー) @twiJIC 今日、フィンエアーはヘルシンキから日本へ飛びません。実は毎年のように12/24の日本線は運休になるのです。フィンエアーは公式には口を閉ざしていますが、きっと今夜は長距離用の機材とパイロットが必要なんでしょう。世界へ向かうサンタクロースのために。 #フィンエアーの偉業 2017-12-24 18:07:26 JIC(ジェーアイシー) @twiJIC フィンエアーはいま、こんなルートを「北回り」と呼んでいます。でもちょっと待ってください。30代以上の方は覚えていらっしゃるでしょう。本当の北回りルートはこんなものじゃなかったことを。そしてフィンエアーはその歴史に伝説的役割を果たしたことを。#フィンエアーの偉業 pic.twitter.com/epanjp0qHh 2017-12-24 21:31:49
タイトルの通りです。 語学やってて思ったこととか言語学関連とか自分の人工言語の宣伝を書いてくださるとvery嬉しいです。 もちろん僕も記事書きます。
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