本の紹介  ̄ ̄ ̄ ̄ サブタイトルの「小泉改革は格差を拡大したのか?」のような社会問題を、実際に統計思考(=データ分析)によって本当のところはどうなのか、といったことが細かく分かりやすく解説された本です。 データ分析するにあたり、いろいろと専門用語が出てきます。 そのため基礎→中級→上級という流れで段階を経て理解できるような内容になっていました。 本書の「はじめに」に各章について簡単に解説されていましたので、そちらをご紹介します。 基礎編 データを見る 何よりもまず、元データにあたることの大切さを示しました。 一般的に言われていることが、データを見てみると、必ずしも正しくないことに驚かされることと思います。 中級編 データを読む データを使った分析方法のうち、皆さんにも馴染みが深い、正規分布や偏差値などをとりあげます。そもそも、その数値の示す意味が曖昧だと、正しくデータをとらえることができな