金曜日の深夜の朝まで生テレビ「若者不幸社会」の放送、終わりました。ご視聴のみなさま、ありがとうございました。 近いうち、もう少し詳しく課題と解の方向性をまとめますが、よくわかったことは、問題の共有がパネリストの間でも十分ではない、ということでした。 今回、整理したかった「若者不幸社会」の状況は、以下の通りだと考えています。 1. デフレ、低成長下における就職困難 2. 1の結果として、将来不安、若年層の格差拡大、平均所得の減少 3. 2の結果として、「低成長下でも幸せなライフスタイル」の模索 4. 3の状況による、世代間の価値観の乖離 1は、日本の産業構造変化の発展ステージ、人口動態および政府の財政・金融政策の稚拙さにより、起きていると考えます。若者にとっては、完全に外部要因です。 2は、1の結果生じた必然ですが、ただ、新卒一括採用や正社員と非正規社員の格差問題がそのことを助長しています。