27日、チベット族による中国政府に対する抗議の焼身自殺を防ぐため、青海省政府は黄南自治州内にある300の仏教寺院のテレビを没収し、衛星放送受信機器を破壊した。写真は同省の寺院。 2012年12月27日、米華字メディア・多維新聞によると、中国・青海省人民政府はチベット族による政府に対する抗議の焼身自殺を阻止するため、軍による警戒を強化するだけでなく、同省黄南チベット族自治州にある300の仏教寺院が所有するテレビを没収し、使用されていた衛星放送受信機器を破壊したという。 【その他の写真】 報道によると、中国国内でこの1カ月間に少なくとも10人のチベット族が焼身自殺し、数百人のチベット族が中国当局に勾留されている。また、今年に入り、チベット族居住区で81人のチベット族が焼身自殺しており、そのうち5件が青海省黄南チベット自治州で発生している。 同省政府は、これらの寺院の僧侶たちが海外の「反中