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ブックマーク / note.com/fladdict (10)

  • 自分がヤバい思想にハマらないか俯瞰する仕組みが欲しい|深津 貴之 (fladdict)

    ネットで色々な記事を読んでると、自分の足元とか現在地がよくわからなくなるので、定期的に現在位置とかをチェックする仕組みが欲しいなぁ…というメモ。 1. チェックしたい思想を定義するまず自己診断したい思想やムーブメントを定義し、図のセンターにおく。 「リベラル」「新自由主義」「フェミニズム」とか抽象レベルでも、「地球温暖化」「中絶法」のような具体的な思索でもよい。 2. 上下左右の極端な思想を定義するその分野の思想の、一番極端なバージョンを定義し、図の上下左右に配置する。 超急進 vs 超保守 画面の左右を超急進(既存制度を根からぶっ壊すレベルで進めたい)と、超保守(既存制度を1mmを変えたくない、可能なら巻き戻したい)。 規範遵守 vs 規範無視 画面の上下を、規範遵守(法律と倫理を完璧にコンプリートしたプロトコルで執行したい)と、規範無視(目的の達成のためなら、私刑、暴力、破壊行為など

    自分がヤバい思想にハマらないか俯瞰する仕組みが欲しい|深津 貴之 (fladdict)
  • 「穴あきバケツの成長モデル」の話|深津 貴之 (fladdict)

    新入社員のこばかなさんが、「こばかなスケッチ」という自分企画を頑張っている。THE GUILDでの日々の仕事と、読書で学んだことを、一枚のスケッチにまとめるチャレンジだ。 第三回はこの絵。「穴あきバケツの成長モデル」のお話。 サービスの成長を「バケツと水」に例える様々なビジネス指標の中で、「継続率」こそが最重要だと考えている。売上よりも、PVよりも、DAUよりも、「継続率」がもっとも尊い。 そんな継続率を大事にしつつ、サービスを着実にグロースさせるモデルが、「穴あきバケツの成長モデル」だ。 このモデルは非常にシンプルだ。一言で表すと以下のようになる。 「サービスとは穴の空いたバケツであり、マーケティングという蛇口から新規ユーザーを流し込んでいる」 ・バケツ: サービス。 ・蛇口: マーケティグ等の流入経路 ・蛇口からの水: 新規流入ユーザー ・溜まった水: アクティブユーザー ・バケツの穴

    「穴あきバケツの成長モデル」の話|深津 貴之 (fladdict)
  • タイムラインが闇堕ちする仕組み|深津 貴之 (fladdict)

    SNSであれニュースサイトであれ、タイムラインは自然状態で放置をすると、どんどんネガティヴに闇堕ちしていく。 これはnoteにおいても、つねに注意を払っている課題だ。なぜ多くのサービスでタイムラインが闇落ちするのか、チームと共有するためのメモ。 人間の脳は、ネガティヴな情報に積極的に注目する人間の脳は、原始時代に基礎設計されてから、ほとんど進歩していない。このため現代の人間の意思決定は、しばしば原始時代の生存戦略に引っ張られて判断を誤る。 判断ミスが死を意味するような環境で、長く生き抜いてきた私たち人類は、基的に保守的だ。生存を優先し、損失の回避を優先するようにできている。5年後の穀物よりも、この瞬間に猛獣に襲われて死なないことを優先する。そういうコンセプトで進化をしてきた。 目前の危機回避を優先するなら、重要なのは危険の兆候を捉え、即座に解消することだ。かくして、ネコジャラシに弄ばれる

    タイムラインが闇堕ちする仕組み|深津 貴之 (fladdict)
  • 十三機兵防衛圏がよかったぞ|深津 貴之 (fladdict)

    シュタインズゲートと並べて飾っておきたいSFゲー。十三機兵防衛圏をクリア。かなりよかったです。 巨大ロボ、大怪獣、重機、パシフィック・リム、クラーク、ハイラインといったキーワードが刺さる人は、買って損はないはず。シナリオが超よくできてる。 大怪獣進行をめぐる13人の少年少女の物語を、時系列細切れに… 太平洋戦争時、80年代、未来と様々な時代をまたがって展開していきます。 クラスのあの娘が巨大ロボのパイロット!? という、ライトノベルっぽいスタートからはじまり、HGウェルズの火星戦争オマージュを経て、鉄塊と鉄塊がぶつかり合うゴツい巨大ロボ戦と、繰り広げられるSFミステリ、そして最後はハイラインのSFクラスまで拡張していく… ストーリーは芥川龍之介の藪の中のように、細切れの観測者視点で語れるので、何が真実か、誰が悪いのか… あらゆる認識、善悪が2転3転しつつ、振り回しまくる。 プロットの複雑度

    十三機兵防衛圏がよかったぞ|深津 貴之 (fladdict)
  • ぼくのかんがえたさいきょうのマイナンバーアプリ|深津 貴之 (fladdict)

    まったく流行らないマイナンバー制度。なんで流行らないかというと、おそらく「導入前よりも全方位でメンドウになっただけ」だからかなと(自分主観)。面倒な手続きが増えたわりに、いいこと増えた記憶がない。 マイナンッバーを普及させるのに、必要なのはベネフィット。シンプルにみんなの生活が楽にならないと辛いなぁと。そんなわけで、ぼくのかんがえた、さいきょうのマイナンバーアプリ。半日ぐらいで操作できるワイヤーを、ラクガキ。来ならマイナンバーがあることで、こういうものが出てきて欲しい。 マイナンバーアプリ…というか、マイナンバーを軸にした、情報バンクアプリですね。で、ついでにPAYもつけといた的な。(*コンセプトの段階なんで、セキュリティとか実現可能性はまだガン無視です) こういうのが欲しいのです。数年先のゴールベースで考えた場合… ・マイナンバー、免許、パスポートとかを統括できる ・マイナンバー紐付け

    ぼくのかんがえたさいきょうのマイナンバーアプリ|深津 貴之 (fladdict)
  • 5種類の世界観でチェックすると炎上しにくいのでオススメ|深津 貴之 (fladdict)

    SNSや謝罪会見で、微妙な声明をだし、炎上をする事例が多く見られます。こういった炎上を防ぐには、どうすればいいでしょうか。 炎上リスクを下げるには、まず、「ネットは、5つの世界観が入り混じった空間である」と意識すると、わかりやすくなります。 5つの世界観 ・資主義的な世界観 ・法的な世界観 ・社会的な世界観 ・ローカル・コミュニティ的な世界観 ・私的な世界観 複数の世界観の融合なので、「法的に正しい」だけだと、炎上をしちゃったりするわけです。ほかの4つの安全性も大事な訳ですね。以下、ざっくりと、それぞれの特徴を見てみましょう。 資主義的な世界観いわゆる自由競争の範囲で、合理的か? これは、ビジネスが潰れないことを保証してくれるだけです。漫画村とかは、この世界観だけで動いています。 法的な世界観合法かどうか。弁護士さんが保証してくれるパートは、民事や刑事で法廷論争に巻き込まれたときの安全

    5種類の世界観でチェックすると炎上しにくいのでオススメ|深津 貴之 (fladdict)
  • Adobe Summit 2018の新技術まとめ|深津 貴之 (fladdict)

    招待枠でAdobe Summitに参加してきました。基的には中立だが、そのあたりを差しい引いてお読みください。ラスベガスからこんにちは。Adobeのマーケティングイベント、Adobe Summit2018に参加してきました。 イベントの2日目には、恒例で新技術をチラ見せするスニークプレビューというセッションがある。ここで発表されるのは完成度60%ぐらいの実験技術。 このためスニークピークは、未来を占うヒントになる。 そんなわけで、今年のサミットで発表されたエモキモい最新テクノロジーを、ざっくりご紹介。Adobe Senseiによるクリエイティブとマーケティングの融合は、ちょっと異様なレベルまで達している。 目次 ・コンテンツの最適化を行うContent Insight ・最適のカスタマージャーニーを提案するPerfect Path ・広告ボットを摘発するCatching Bot Frau

    Adobe Summit 2018の新技術まとめ|深津 貴之 (fladdict)
  • noteのサービス設計で参考にしている本|深津 貴之 (fladdict)|note

    noteのサービス設計で、参考にしているなど。チームメンバーと価値観を共有するためにも、オススメのを集めてみました。 経済政策で人は死ぬか? 公衆衛生学から見た不況対策経済危機に国家がどのような経済政策ととったか。それが天然のA/Bテストになりうるという話。書では、世界中の経済危機や動乱のなか、経済政策や衛生政策の違いで、市民の生死がどのように変化したかを分析した。危機時に、どのようなテコ入れをすべきかの参考に。

    noteのサービス設計で参考にしている本|深津 貴之 (fladdict)|note
  • 「ユーザーが行動をおこす条件」の話|深津 貴之 (fladdict)|note

    新入社員のこばかなさんが、「こばかなスケッチ」という自分企画を頑張っている。THE GUILDでの日々の仕事と、読書で学んだことを、一枚のスケッチにまとめるチャレンジだ。 彼女のスケッチが溜まってきたので、復習とサポートを兼ねて、解説を書いていきたい。第二回はこの絵。 行動 = 動機 × 実行能力 × きっかけ今回のこばかなさんのイラストは、「フォッグの消費者行動モデル」という概念モデルだ。ざっくり言うと、ユーザーが行動を起こすために必要な3条件を示している。 このモデルでは、「ユーザーが何かアクションを起こす」条件を、 B = MATという、とてもシンプルな式で表現する。 その意味は、「行動(Behavior)」には、「動機(Motivation)」と「実行能力(Ability)」があるタイミングで、「きっかけ(Trigger)」が訪れなければならない…というものだ。 ・動機(Motiv

    「ユーザーが行動をおこす条件」の話|深津 貴之 (fladdict)|note
  • 決して止まらないカイゼン体制を作りたい | 深津 貴之 (fladdict) | note

    中長期のための大きなデザインも大事だけど、そのために日々の改修が犠牲になってはならない(その逆は言語道断)。そんなわけで、しばらくの間は、1〜2日で終わる小さな改修を、コンスタントにnoteチームに提案したいなぁと考えている。 もちろん、「リソースが許せば」だけれども。なぜならpiece of cakeにはまだデザイナーが1人しかいないことだ。そんなわけで、中長期でどういうチームを作るべきかウンウン唸っている。 並行して走るスロットが3-4つ欲しい理想を言えば、デザイン/開発リソースを3つのグループにわけたい。「大局リソース」、「開発リソース」、「カイゼンリソース」の3つだ。これらはそれぞれ独立しているのが望ましい。複数のレイヤーを1人のスタッフが兼任していると、どれかが忙しくなると、他の全てがストップしてしまうからだ。 大局リソース ガイドライン、コンポーネントなど、会社全体にストックさ

    決して止まらないカイゼン体制を作りたい | 深津 貴之 (fladdict) | note
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