デザインの表現がどんどん進化してきている今、デザイナーのキャリアを考えるシリーズ対談。現代のデザイン業界を牽引するトップクリエイターたちに、クリエイターたちのキャリアコンサルタントとして活躍中の小島幸代氏がインタビュー。 朴 正義 ぼくまさよし 1967年東京都生まれ。インタラクティブ・クリエイティブ・カンパニー、バスキュール代表。 国内外の広告賞で、デザイン、デジタル、インターネット部門等で多数受賞し、国際的な実績を残している。代表の朴氏は、日経ビジネス「次代を創る100人」において「CREATOR/創造主」の1人として選出された(2012年12月29日号) http://www.bascule.co.jp/ ― そもそも朴さんは、どのような経緯でバスキュールを立ち上げたのでしょうか? 朴 : 新卒のときは、広告とお店づくりの両方をやっている代理店に入ったんですよね。自由で楽しそうだなと