Linuxで認証統合を実現する際に用いられる機構として、PAMとNSSという機構があります。今回はこれらについて、簡単に解説しておきましょう。 PAM PAMとはPluggale Authentication Modulesの略称で、主に認証連携を実現するための機構です。 PAMの設定は、通常/etc/pam.confや/etc/pam.dの配下にある各種ファイルで行います。ファイルの設定例を図1に示します[1]。 図1 PAMの設定例(CentOSの/etc/pam.d/system-authより) 最初のモジュールインタフェースには表1の4種があり、各モジュールの呼び出しタイミングなどを規定します。 表1 モジュールインタフェース
![第2回 認証統合の概要[Linux編] | gihyo.jp](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/215d7b2dceaab7609d45e151e9034ca7e2a0efe9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgihyo.jp%2Fassets%2Fimages%2FICON%2F2017%2F1599_ad-linux2017.png)