昔は多く在籍したものの、長編成化の流れで数を減らし続け、近年は支線等を中心に活躍している小田急の6両編成。 現在は2形式に6両の編成が存在していますが、8000形の廃車が進められていることから、3000形のみになる日が近付きつつあります。 かなり少なくなってきた小田急の6両ですが、やがて直面するのが新たな6両をどう確保するのかという課題です。 なくすことができない6両の編成をめぐっては、小田急のジレンマが見え隠れします。 効率的な面もあった短編成同士の併結小田急の急行といえば、途中駅での分割併合を行うのが当たり前、そんな時代がかつて存在しました。 郊外や支線の駅はホームが短かったことや、利用者の増減に対応するためのものでしたが、やがて全線を10両で通して運行する方向に舵が切られていきます。 利用者の増加に合わせて編成を長くしてきた経緯もあり、以前の小田急では複数の編成を繋ぐことが当たり前に