英国を国賓として初めて訪問中のトランプ米大統領は4日、英国のメイ首相との共同記者会見で、混乱が続く英国の欧州連合(EU)離脱問題について「英国はEUを離脱するだろうし、離脱すべきだ」と迫った。強硬離脱を掲げる英国の政治家と相次いで接触を図り、支援する姿勢を鮮明にした。 トランプ氏は、英国のEU離脱後を見すえ、米英が締結をめざす自由貿易協定(FTA)について、「途方もない可能性がある。(両国の貿易が)今の2~3倍になる可能性がある」との持論を主張した。 トランプ氏は会見後、EUと取り決めもなく早期に決別することを党是とする「ブレグジット(英EU離脱)党」のファラージ党首をロンドンの米国大使公邸に招いた。英メディアによると、強硬離脱派として知られる与党・保守党のダンカンスミス元党首やパターソン元環境相の両下院議員らとも面会した。 トランプ氏はこれに先立ち、EUからの強硬離脱を掲げ、メイ首相後継
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