年内最後の記者会見で質問に答えるバラク・オバマ米大統領=ホワイトハウスで2015年12月18日、西田進一郎撮影 【ワシントン和田浩明】オバマ米大統領は3日、東部メリーランド州ボルティモアのモスク(イスラム礼拝所)を訪問。「最近、イスラム系米国人に対する許し難い発言があった。我が国ではあってはならないものだ」と述べ、イスラム教徒の入国拒否を主張する野党共和党の大統領候補らを間接的に批判した。米国内のモスク訪問は任期中初めて。 オバマ氏は、政治家らの反イスラム的な発言の結果、イスラム教徒に対する脅迫や嫌がらせが急増したと指摘。南部テキサス州の14歳のイスラム教徒の少年から「平和に暮らしたいだけ」と訴える手紙を受け取ったことなどを明らかにした。
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