イスラエル大統領府は15日、パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスの戦闘員が所持していた「指示書」を公開した。戦闘員に対し、年齢や性別を問わずにイスラエル人を人質に取り、電気ショックを与えるなど残虐な方法で危害を加えるよう求めていたという。 イスラエル軍は、7日に同国に侵入した約1500人の戦闘員を殺害後、戦闘員が所有していた武器や携帯電話などを押収。指示書はその中から見つかった。 タイトルは「戦闘員ガイド・ジハード(聖戦)編」で、戦闘員に対して現場で混乱を作り出した上で、人質を脅迫して目隠しを行い、電気ショックを与えるように指示。必要であれば、人質をイスラエル軍と戦う際の「人間の盾」として使い、戦闘員に刃向かった場合は処刑するように求めていた。イスラエル軍の構成や軍事技術についての解説も記されていたという。
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