条例46件、1年半公布されず 岩手・大槌町、有効化の条例案も否決 | 毎日新聞

岩手県大槌町で条例46件が1年半にわたって公布されず、関係事務が無効となっている問題で、町議会は13日、未公布分を有効とする条例案を反対多数で否決した。議長を除く議員11人中10人が「事後の条例制定で問題が解決されると、職員の緊張感が欠如し同様のミスが起こりかねない」などと反対した。 平野公三町長は否決後、記者団に「否決された条例案は再提案しない」と述べ、…

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「自治体事務の根拠となる条例は、議会の可決後、首長が署名した公布文を掲示して有効となる。大槌町では2020年4月～21年9月、条例46件について担当者が手続きを理解しておらず、上司も確認を怠った」