株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。 「サービスサイエンス」という概念把握の枠組みがひとつできてしまうと、見るもの聞くものをすべてそれに引き寄せてみたりということになります。 「イノベーションのジレンマ」はつくづく名著だと思っていますが、以下のくだりなんかを読んでも、 「目標管理」、「例外管理」などの理念は、マネージャーの注意を一点に集中させるため、新しい市場の発見を妨げる場合がある。通常、このようなシステムでは、業績が計画を下回ると、マネージャーは、計画と現実の差を埋めようとする。つまり、予想外の失敗に神経を集中するようになる。しかし、ホンダの北米オートバイ市場での経験が示すように、破壊的技術の市場は