動画の視聴実態・日本編――動画広告の発展(3) 2008年5月27日 メディア コメント: トラックバック (0) (これまでの 歌田明弘の「ネットと広告経済の行方」はこちら) ●高齢層の「ニュース好き」 前回、アメリカで行なわれた動画調査をもとに、ニュース動画がどれくらい見られているかが、世代を超えたネット動画の広がりを見るひとつの指標になるのではないかと書いた。 日本の調査を見てもこうしたことは言えそうだ。 1年前の調査でデータが少し古いが、「gooリサーチ」の「第6回ブロードバンドコンテンツ利用実態調査」(有効回答数:38,017名)からもこうした傾向は見てとれる。 若年層と比べて、50歳以上の世代が段違いに視聴している動画ジャンルは、第一に映画、第二にニュース・天気予報だ。逆に若年層が見ているのは音楽やアニメ、お笑い・バラエティといったジャンルである。 ●性や世代によって差が大き