vol.2 はこちらをご覧ください。 第1回および第2回では、Google TVと大手テレビ会社の対立、米国で急速に人気を集めるブロードバンド放送の状況をまとめた。今回は、ブロードバンド放送の規制で揺れ動く米国政府の動きを追ってみよう。 OTTのスカイ・エンジェルに何が起こったのか インターネット電話が初めて登場した1990年代、行政機関はこれを"電話"として規制すべきか、それとも"ネット・サービス"として放置すべきか─で大きな議論が巻き起こった。結局、数年の議論をへて、米国ではスカイプのようなコンピュータ・ベースの通話は非規制に、ケーブル電話のような電話番号ベースのサービスには軽い規制を適用するようになった。 皮肉なことだが、前回紹介したブロードバンド放送についても、いま同じ議論が始まっている。ここでは、最近注目を浴びたスカイ・エンジェル(Sky Angle)事件を取り上げてみたい。 ス
![米国放送行政とグーグル・テレビの不思議な関係 [第3回] (小池 良次) @gendai_biz](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/372489352b9b4007716378b7b6e9d2b937a5088a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fcommon%2Fimages%2Fv3%2Fmeta%2Ffb_ogp-image.png)