少し前におとなりの渡辺さんと勝屋さんのところへお邪魔してきた(勝屋さん、ありがとうございました)。ベンチャー、大企業、国プロ、松本人志と話題はあちこちに飛んだが、ちょうどブラックストーン(以下BS)の日本進出が公になったタイミングでもあり、「さてどうしましょう」という話になった。 BS上陸のインパクトは渡辺さんのエントリにもまとめられているので、詳細については割愛するが、一般論も含めていくつか補助線を引いておきたい。というのは、これだけの大事件なのにマスコミもBlog界隈もあまりに静かなのが、いささか気になっているからだ。 GS, MS, BS まず本件は、渡辺さんも触れているように、BS発表の少し前に報じられたモルガン・スタンレー(以下MS)の「本格」上陸発表と同じ文脈で考えるべきだろう。これだけ読むと「ゴールドマン・サックス(以下GS)もMSも日本にすでに来ているのでは?」と思われるか
【追記:『「三位一体」解消法(2007/3/6)』に続編書きました】 または「なぜ日本企業にDCF法が浸透せず回収期間法が生き延びているのか」 昨日のエントリに関連しての話だが、日本の企業の多くでは事業の評価方法として回収期間が重視されていた(今でもされてるだろうけど)。回収期間法とは、「当初の投資額が、その事業の上げる利益によってどの程度の期間で回収できるか」というのを見る方法。いわゆる「3年で単年度黒字、5年目で回収」って言い方ですな。 この回収期間法は使い勝手はいい反面、ファイナンス的に見ればナンセンスな代物なわけだが(「回収期間法とは | グロービス・マネジメント・スクール」あたりを見てもらえれば)、それでもまだまだかなり根強く残っている事業評価方法である。 僕は、この手法がしぶとく生き残っている理由は、実はこの「回収期間法」での評価が日本企業のコミットメントのとらせ方と非常に親和
Life is beautiful: コーポレート・ファイナンス入門 ⇒ http://satoshi.blogs.com/life/2007/02/post_10.html ↑を読んで思いつくままに。 あ、ツッコミではありません。実務で使っているとこういうことを言われた経験があるなあ、ということで。逆にいえば、(自己の過去を振り返ってみた場合にも)初学者の方が納得しがたい and/or 理解しにくいかもしれない概念はこういうところかもなというメモくらいということで。 「このキャッシュフローの見通しは正しいのかね?」 CFの試算モデルを延々と説明し、ありえないほど細かい可能性を指摘され、それに応じてモデルを(何度も何度も)修正するも、最終的に「そんなのやってみなきゃわからんだろ」といわれて撃沈 「割引率はどうやって設定したんだね?」 プロジェクトのリスクや金利動向、WACC等に基づいてこの
私は8年前の8月、23歳で会社作ったのだが、経営なんて興味なかったんで会社を作るとき知らなくてはいけない事を後から知った。それでまぁいろんな人に迷惑をかけているわけだから、やっぱり普通にプログラム書けるだけで起業しちゃだめだよね(反省)参考になるか判らないけどとりあえずメモ。資本金今はいくらでもいいらしいけど昔は有限会社つくるのに300万円必要だった。でも資本金の2割は現物出資できたのでパソコンを出資して240万円。結局、自分はこのうち180万円を出資した。良く考えたら自分の収入源がディノだけなので今に至るまで自分の投下資本は180万円のみ。もちろん、役員報酬→増資を繰り返すことで名目上もっと出資した事になっているのだが。設立登記最近は司法書士に頼むとネット経由で登記して割安らしい。無理せず専門家に頼もう。売上計上は納品基準。売上予測受注と開発期間を元に基準に売上を予測する。この予測は傾向
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く